レベルを見ている途中に、The END.
その日の仕事は、レベルで地覆の高さ出すことと、橋面の高さを計測して、気温が高い時と早朝の気温が低い時の差でどれだけ橋のたわみがあるかを調べる仕事でした。
午前中は暑さもそれほどではなく、順調に地覆の高さを出して墨出まで終えたのですが、午後からがそれはもう地獄でした…。
二日酔いのため、昼食が喉を通らず、冷たい冷水で頭と体を冷やして、水分補給をし、いざ午後仕事へ。14時をむかえる頃には、外の気温は38度近くありました。
先輩がスタッフを持ち、私がレベルを見ます。日陰もない中、先輩と2人で橋面の測量をしていたら、次の瞬間、ゲェェェエエエエ…
(心の声)『やってしまった・・・・・・・・・・・・・・・。』
気づいた時には、橋面上に思いっきり嘔吐していました。先輩は遠くにいたため、私が嘔吐していることに気付いていません。フリーズしている私の異変に最初に気づいたのは、たまたま近くを通りかかった監理技術者でした。
監理技術者 「ファントムが吐いたぞ~!!」
(心の声)『やめてぇ~』
監理技術者が大声で騒いだため、そこからはもうお祭り騒ぎです。現場全員が私の所に集まり、飲み水、冷却スプレー、タンカー、AEDまで持って駆けつけてきてくれ、もう少しで救急車で運ばれるところでした。
その後、少し休ませてもらい、体力が回復してから仕事に戻り、長い長い1日を終えることができました。その時の現場の皆さんには、本当に感謝しています。
どこか違和感が残る嘔吐した場所
私の汚物が散乱した場所は、監理技術者がワイヤブラシで跡が残らないように処理をしてくださったそうですが、なぜか嘔吐した箇所だけ目立ってしまっていました。それもそのはず。ワイヤブラシで擦りすぎて、逆に他と違和感がありまくりでした。
その後、竣工検査まで残ることになり、検査当日、検査官から「ここは(嘔吐した箇所)は何かあったのですか?」と聞かれました。
少しドキドキしながらも、「鳥の死骸がありまして、あまりにも汚かったのでワイヤブラシで擦って綺麗にしました」と適当に答え、事なきを得ました。検査完了後、舗装屋さんに引き渡し、アスファルト舗装で私が嘔吐した箇所はきれいさっぱりなくなっていました。
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お酒に飲まれると周りに迷惑をかけるから気を付けて
今回は、恥ずかしながら私の失敗談について書いてみました。新人の頃は、何でも全力投球で、みんなに気に入られようと必死に仕事や飲み会などに積極的に参加していました。
当時の私は、自分がどこまでお酒に強いのかを知らず、イケイケドンドンでいってしまって、このようなことになってしまいました。それ以降は、お酒もほどほどにして、2次会、3次会、4次会まで続く時には、水の水割りでその場をしのいでいます(笑)。
今は新型コロナウイルスで、歓迎会や送別会などが行われる機会が減っていると聞きますが、私のような失敗を新人の方にはしてほしくないなと思い、今回は記事にしてみました。
建設業界の様々な現場を乗り越えてこられた諸先輩方は、こういったご経験はありませんか?
くだらなすぎて、こーゆーの好き
若気の至りの教科書みたいなもんだね。笑
みんなそうして自分の適当な呑み方を覚えていく。
悲しいかな人間は経験しないとわからないのだよ。
今はアルハラの時代ですから
信長や秀吉の話をするようなもんですね。
つ 琉球 酒豪伝説
記憶なくなるまで飲まされるとか冷静に考えてヤバいよ。建設業はほんといつまでも昭和のままでマジで終わってんな。