立場逆転現象。下請けから怒鳴られる日々
自慢じゃないが、下請けから私は怒鳴られまくってきた。何度怒鳴られたことか。数えておけばよかった(嘘です)。
今になって考えてみると、元請けの人間からそこまでドヤされる意味もよくわからない。この先も、多くの若手がこの境遇に出くわすことだろう。
何をしても怒られる。いっそ何もしなければ怒られないと思っても、立っているだけで怒られる。「突っ立てないで仕事しろ!」と罵声が飛んでくる。まさに立場逆転現象だ。
計算合ってるのに生コン足らない事件
これも若手の頃に特に多い。生コンの数量といったら注文は若手がやるので、数量のミスも多々起こる。私も、生コンが足らなかったこと、逆に大量の生コンを余らせて大目玉を喰らった苦い経験だらけだ。
たまに数量が足らなかった時、確認で計算を行うのだが、構造物によっては食い込みが発生し、どうやっても足りなかっただろうという時もある。一回足りない経験をしてしまうと、足りなかったときのことがトラウマになり、自分の計算した数量+0.25m3では足りるのかと不安になり、0.5m3余分に頼んで、逆に余って大目玉ということもしばしば。
足らなくても、余らせてしまっても、厳しいことを言われるこの業界。一体どうすればいいんだ。
――いかがだっただろうか。実際にはこんなのあるあるじゃないと思われる方もいるだろうし、共感してくれる方もいると思う。
このようなあるあるを通して伝えたいのは、多々大変なこともあるが、色んな失敗を乗り越えて経験を積んだ先には、非常に魅力的でやりがいのある仕事が待っているということだ。
ぜひ建設現場で働く皆さんのあるあるも教えてください!