あの日、建設業界から逃げ出した理由
私は一度、建設業界を離れている。言わば”逃げ出した”人間だ。しかし、その後、何度か転職を繰り返し、現在はまた建設業界で働いている。
なぜ建設業界を離れたのか。その理由は、休みが少なく、激務だったから。私だけに限らず、この業界で働く多くの人が感じていることだろう。
当時の私は、建設業界の仕事に面白さを見出すことがどうしてもできなかった。何かあれば周りのせいにして、自分の仕事に責任感を持っていなかった。
そんな毎日を過ごしているうちに、「この業界は面白くない」と勝手に決めつけてしまい、「自分は他の仕事ならば輝ける」という根拠のない自信から、他業界に飛び込むことにしたのだ。
“面白くない建設業界”を離れてみて
転職当初は、朝も早くないし、休みもきちんとあるし、それはもう気分はルンルンだった。だが、次第に『建設業界ほど自発的に仕事ができる環境はない』と感じるようになっていった。
施工管理は、毎日自分で段取りを組んで動かなければならないが、転職した他業界の仕事は、業務が全て決まっていて、応用的な考え方が必要のない環境だった。そういう環境が好きな人もいるかもしれないが、私には窮屈に思えてしまった。
業界を離れてみてはじめて、建設業界は自発的に働ける環境だったと気が付いたのだ。と同時に、予算・工程・品質の管理等、これほど若いうちから一気に経験できる仕事は他にないなと感じた。
業界が激務だったから辞めたのに、自発的に働けるから戻ったって矛盾してますけど頭が悪いのかな?w
どうせ再就職先が見つからなくて戻ってきたんだろうと察しました。
哀れですが頑張ってください。
私は絶対にこんな業界で働きたくありませんね。