3.施工管理・現場監督以外の職種について
最後のテーマの結論ですが、優秀な土木技術者はどこでもやっていけるっ!理由は、現場を知っていることが最大の強みだからですね♪
相談者さんに言いたいことは、施工管理・現場監督をやめないで、新しい会社で施工管理・現場監督として活躍してほしい!と考えています^^
しかし、若手技術者の方の視野を広げる意味と、リクエストに答えるということで、施工管理・現場監督以外の職種について、ぼくの考えを述べていきます。
まず、話の前提ですが、『建設・土木って中心は現場にある』とぼくは考えています。「計画⇒設計⇒施工(現場)⇒維持管理」これが現在の土木全体のフローですが、この中で施工(現場)が一番大切で、コアな部分と考えています。
理由は、現場で施工可能でない設計などは「絵に描いた餅」だからです。なので、土木の中心は現場にあると考えています。その施工の中心にいるのが土木技術者で、その中でも、優秀な若手技術者は中心の更に中心的な人材ってことになります!
そんなこんなで、現場をよく知る若手の土木技術者っていうのは、マーケット的にめちゃめちゃ有利なポジションにいます^^考えればそれはそうで、仕事ができて若くて実績もある。そんな人材、どんな会社・組織でもほしいですよね?
このテーマの前フリが長くなりましたが(笑)、施工管理・現場監督以外の職種について、ぼくの経験および独断でいうと下記の4職種になります♪
設計業務をおこなう建設コンサルタント
設計業務をおこなう建設コンサルタントの具体的な業務は、工事発注前の設計を行う仕事で、発注前の施工計画や図面・構造計算・測量の業務をおこないます!
現場管理業務をおこなう発注者支援業務(現場)
現場管理業務をおこなう発注者支援業務(現場)の具体的な業務は、現場技術員として現場を監理します!主に主任監督員の補佐的な仕事ですね♪
現場管理業務をおこなう発注者支援業務(積算)
現場管理業務をおこなう発注者支援業務(積算)の具体的な業務は、現場技術員として発注事務所内で発注前・施工中・施工後の積算および精算業務をおこなう仕事ですね♪
公務員(主に市町村や都道府県)
公務員(主に市町村や都道府県)の主な仕事は、ここでは割愛します。公務員さんの仕事内容はみなさんおわかりですよね^^;
さいごに
ぼく個人の意見としては、別の会社で施工管理・現場監督として頑張ってほしいです^^
いまの時代、勤務状況や社員に配慮した建設会社はたくさんあるので、いろいろ見て、聞いて、視野を広げつつ、もし現在の会社で改善が厳しそうであれば、新しい会社で施工管理・現場監督として活躍してほしい!と思っています!
仕事や転職については、多様なご意見があるかと思います。今回は、ぼくの考えを独断でお話ししましたので参考になるか不明ですが(笑)、少なくとも「ぼくの考えはこうです!」と伝わったとして終わりにしたいと思います。
※この記事は、『ジョウ所長のblog』の記事を再編集したものです。
【土木技術者】施工管理・現場監督の転職についてジョウ所長の考えは?【民間視点でっ!】 / YouTube(ジョウ所長の土木技術者サポートチャンネル)
良い記事だと思います!
自分は施工管理技士ではありませんが身近にいる人が同じ様な境遇ですね…。
主観になりますが施工管理技士の待遇は悪すぎる会社が多い気がします…。
確かに報酬は多いですがw
デフォルト残業、休出当たり前の会社だとその報酬を時給換算すると本当に高いか?
と思う会社が多すぎませんか?
家族の事を考えて異業種に転職したくなる気持ち分かりますよ…。
特に決定権を持っている人がしっかりしていない会社の施工管理技士は悲惨だなぁと思います…。