新しくものをつくることの難しさを知る
――入省してからどのようなお仕事をしてきましたか?
山﨑さん 最初の配属先は、中部地方整備局の岐阜国道事務所計画課でした。国道21号岐大バイパスの立体化事業の基本設計や土質調査などを担当していました。地元説明会にも参加したのですが、新しい事業をするときに、地元の方と協調しながら進めていくことの難しさを感じました。
2年目は、同じ中部地整の名古屋港湾空港技術調査事務所調査課に行きました。
――港湾に行ったんですね。
山﨑さん 私が採用された一つ上の年度から総合職技術系の土木職は共通採用になったので、配属先も建設系と港湾系を行ったり来たりするようになっています。
名古屋港湾空港技術調査事務所は現場を持っている事務所ではなくて、地整管内で堤防などを整備する際に、基本設計などを担うような事務所です。私は伊勢湾内にある環境モニタリングポストの維持管理や事務所内の予算管理などを担当していました。
3年目からは、本省の技術調査課で技術系の人事や採用、研修業務などを担当しています。
3年目にして、国交省の魅力を伝える立場になる
――初めての本省勤務はどうですか?
山﨑さん 毎日大変ですが、いろいろな人と出会うことができて、いろんなことを吸収できている気がします。それが楽しいです。
――採用担当として、仕事の魅力をどう伝えていますか?
山﨑さん 現場があることの魅力を伝えるよう心がけています。やはり、現場での実装と制度づくりを行ったり来たりできるのが、国土交通省の魅力だと思っているので。そこのおもしろさを伝えるようにしています。
最近の説明会は、対面で実施するものと、オンラインで実施するもの、どちらも大事にしています。それぞれ対面には対面の、オンラインにはオンラインの良さがあるので。
まあ、どうにかなるのかな
――働きやすさについてはどうですか?
山﨑さん 昔に比べれば良くはなっているという話は聞きます。上司から「早く帰りなよ」とよく言われるので、確かに働きやすくはなっているのかなとは思います。
――それほど残業は多くない?
山﨑さん 人事や採用の時期は、けっこうな量の残業がありましたけど(笑)、早目に帰れる時期もあります。波がある感じですね。
――女性の働きやすさについてはどうですか?
山﨑さん どこでどう生活するのかとか、将来的な不安はあります。ただ、周りの女性職員の方々を見ていると、「まあ、どうにかなるのかな」という感じでいます。
――「出たこと勝負」ということですか?
山﨑さん そうなりますね(笑)。ただ、国土交通省にはいろいろな福利厚生関係の制度があるので、「たぶん大丈夫だろう」とは思っています。
――働きがいを感じるのはどういうときですか?
山﨑さん 今は採用のお仕事もさせていただいているので、国交省の魅力を伝えて、就活生の皆さんに「国土交通省に入りたいと思えました」と言ってもらえるときが一番働きがいを感じます。国交省の魅力を伝えるためには、自分自身もたくさん勉強していかなきゃなと思います。
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俺も今度面接でハロプロ愛を語りたいと思います