建設業なんか入るもんじゃない?
つい先日、たまたま入った飲食店でこんな会話が聞こえてきた。
「建設業なんか入るもんじゃない。ましてや、施工管理などもってのほかだ。残業も多いし、体や精神的にも良くない。」
これを聞いた私の率直な感想は、いまだに建設業や施工管理はこのようなイメージを持たれているのか、と悔しい気持ちになった。
建設業なんか入るもんじゃない。本当にそうだろうか?
印象に残っている災害復旧工事
これは、土砂崩れを復旧する工事に当時手元として配属されていた時の話だ。
土砂崩壊した場所の真上にある家に住む住人から、「自分の家ももたないので、今回の工事と一緒に何か措置をしてくれ」と言われたことがあった。
確かに、住人の家の真下は土砂が崩壊して断崖絶壁状態。次に大雨が降れば、家が崩壊してもおかしくないような状況だった。
しかし、我々が受注していたのは公共工事で、当然発注者は「民間の土地の補修はできない」とキッパリと断っていた。災害で苦しむ人を目の前に何もできないのかと、心が痛くなったことを覚えている。
それはイメージではなく、実際に施工管理やってる人の心の叫びなのではないか。
普通の人が施工管理なんて言葉知らないと思うし。
どんなに素晴らしいもの作ってお客さんから感謝されたり使用者の笑顔を見るより給与明細見たときが一番やりがい感じます。
誠意とは言葉じゃなくて金額とはよく言ったものですね。
やりがいがあるって言うけどさ、ただの自己満足じゃね?
現場管理30年やってるけど苦しいことしかなかったよ
絶対誰にも勧められない職業だね