若い頃、上司から「施工管理技士の一級を取得すれば、仕事に困ることはないから取得しておけ」と言われたことがある。その言葉通り、私は26歳の時に一級土木施工管理技士に合格。それから計4回転職している。
建設業界では資格(特に一級施工管理技士)を取れば食いっぱぐれることはない、私はそう実感している。
今回は、建設業界の転職事情について紹介しよう。
転職活動で苦労した経験は一度もなし
私は施工管理としての能力が高いわけではない。それでも、建設業界での転職活動で苦労した経験は一度もない。
条件を絞りすぎてなかなか会社が見つけられなかったことはあったが、書類選考で落とされる、面接もしてもらえない、といったことは一度もなかった。もっといえば、落とされたことも一度もない。
なぜならば、一級土木施工管理技士を持っていたからだ。一級施工管理技士になれば仕事に困らないというのは、どうやら本当のようだ。
面白いくらい落ちないし、条件提示だって可能
転職活動が面白いとすら感じるくらい、面接を受ければ、どの会社も積極的に採用しようとしてくれた。
スーパーゼネコンと言われる最大手になると転職は容易ではないが、ある程度の規模の地場コンや中小企業であれば、よっぽど態度が悪いなどの問題がない限り、落とされることはないだろう。
さらに、一級施工管理技士を持っていると、自分の条件をある程度提示でき、それが通る場合がほとんどだ。人手不足からか、前職の給料を最低保証とし、給与に上乗せされる条件は珍しくない。
現在の給料に満足できないのならば、条件を提示するのもアリだ。特に自分の能力に自信がある場合は、自分の理想の給料を提示しても、全く転職活動の妨げになることはないだろう。
むしろ、転職の際、企業に対して自分の能力を提示することができれば、給料は上がりやすいと感じている。
総監までとはいわないけど技術士まで持ってれば説得力あった
確かに土木1級くらい持ってるの当たり前の時代に技術士資格もってやっと会社から認めてもらえると思います。
技術士の場合、施工管理は実務経験に含まれなかった気がします
技術士補までなら誰でも受験可