失敗してしまった2つの要因
なぜ失敗してしまったのか。要因は2つ。
1つは焦った中で確認作業を怠ったこと。そしてもう1つは、実際に自分が出したポイントが設計とズレていないか、現地でチェックをしなかったことだ。測量など重要な作業を行う際のダブルチェックの重要性に改めて気付かされた瞬間だった。
また、先輩社員に確認を取る作業を怠ったことも反省すべき点だ。経験のある人間や複数人で作業を行うことで、こういう些細なミスは防ぐことができる。
失敗をしてしまったときは凹んだが、自分がしてしまった失敗に対して、きちんと謝るという責任感を学ぶことができた。
測量はミスをしやすい業務
測量は若手社員が任されることが多いが、ミスをしやすい業務だと思う。私のように焦りや確認不足からくるミスや、建設現場などの大きな雑音の中で測量を行うため聞き間違いのミスも起こりやすい。場合によっては、無線などでしっかりと言葉が聞き取れる環境を作る対策が必要だ。
そして何より、こういったミスが発生しないためにもICT測量に早く切り替える必要があると、教育の立場になった私は痛感している。令和の現代においても、私が若手社員だった頃の測量業務の環境と全く変わっていないからだ。
若い頃は現場に慣れず、早くやらなければと思うあまり、どうしても焦ってしまう。ICTはそんな若者の不安を大きく取り除いてくれる優秀なツールだ。ICT測量の場合、機械が壊れていなければ大きなミスをすることもない。ICTの普及がこれからの教育現場を大きく変えてくれるだろう。
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iCT測量といっても卵程度の誤差が出るものもあるし基本の測量知識は大事かと思います
早期に相談すれば、工事遅延にならない方法もあったかと。早めの相談、絶えず、再確認、今時の子はまあ、さしないですね…。
測量ミスは私も経験がありますね。職人さんに迷惑をかける結果になって頭が真っ白になってしまった事を思い出します。
手痛い失敗からしっかり事前準備する事とどんなに急いでいても確認作業を怠らない事を学びました。
失敗から学んだ事は決して忘れませんね。
落ち込む事は仕方ないけど、そこからまた前を向いて頑張ることも大切ですね
3cmのずれなら対したことないし越境してなければ左官で誤魔化したりカットしたりいくらでもやりようは有ったと思う私なんてトンネルの掘削位置を逃げ杭1000mmにジャストでキャッチを合わせててトンネル1000mmずらした事あるよ(笑)毎回しっかり1000mmずらしてからの確認作業はドンピシャだったよ気付いたのはまだ掘削100mも進んで無い時だったし直しは出来たけどね叱られなかったよそれ所じゃなかったみたい
同じ実験をしたことがあるから叱るに叱れなかったのでしょう
「地方ではまだまだ従来の方法で測量をしている会社も多い」
>違うよこれ。地方は関係ない。記者さん、勝手な憶測でものを書くのは恥ずかしいよ。
間違っているかどうかは、「確認の徹底」と「勘違いがないような方法で測量する」ことができていないだけで。
最終的にはおかしいなと気づくのは職人だよ。勘がいいからね。
たとえグレーダやブルの上からでも合わないときは合わないとわかる。
自分も技術者でありながらグレーダを乗ることがどうしても必要な時があって、勘はさえてるほうだと思う。