汗の水分を利用して汚れを拭う現場監督
建物が完成した後、クリーニングも完了し、ピカピカの新築現場の引渡し。
施主はもちろんですが、現場監督も、設計監理者も、その現場に関わった全ての人にとって、待ちに待った瞬間であります。そんなおめでたい場で、私がドン引きしたのは、現場監督の汚れのぬぐい方でした。
この工事を担当した現場監督は、30代前半の男性。小柄で少し天然パーマながら、目鼻立ちの整った素敵な容姿をお持ちの現場監督さんでした。
建物の引渡しでは、完成した建物を回りながら、施主と関係者で出来栄えを確認していきます。その過程で、床に一点の汚れを発見しました。なにやら色つきの液体が垂れて、そのまま乾いたシミだと思われます。その汚れに気づいたイケメン風の現場監督は、すかさず自分の足の裏でゴシゴシとこすり始めました。
足汗のちょうどいい水加減と、靴下のふき取り効果で、床は見事に綺麗になりました。いや、綺麗になったけれども……。
続いて、施主こだわりのLDKへ。ピカピカしたシステムキッチン。ここでは、真白の人工大理石に養生テープのはがし残しを発見。すかさずイケメン風の現場監督は、首に巻いていた汗拭きタオルをシュッとはずし、そのタオルでゴシゴシ……。
確かに汚れは落ちましたが、それを見た施主はどう思っただろうか。
小さな汚れに気づく素晴らしい感性があるのだから、もう少しその汚れの落とし方にも気を回してもらいたい場面でした。これが普通なのか、私が気にしすぎるのか?
とりあえずこの出来事に遭遇して以降、私は引渡しの日にはお祝いの気持ちも込めて、新品のお掃除用のタオルを持って行くようになりました。
新品の便器を使う現場監督
経験豊富な50代の現場監督は、豪快で男気のある、とても頼れる人物でした。
事が起きたのは木造住宅の水廻りリフォームの現場。総額300万円程度の現場だったので、経験豊富な現場監督にとっては片手でもできる現場だったのかもしれません。
しかし、この現場監督は大きなミスを犯していたのです。取り替えたばかりの新品の便器で用を足すと言う過ちを……。
トイレの汚れに気づいた施主からの問い合わせで発覚し、この件は大問題になりました。しかし、ベテラン現場監督いわく「どの現場でも、いつも使っていたよ」とのこと。この事件をきっかけに、「新品の便器は使わない」というルールが、全社員と協力会社に改めて周知される事態になりました。
いや、ちょっと考えればわかるでしょ。使っちゃいけないことくらい、と思うのは神経質すぎるでしょうか。
いい建物を建てる志のない人がどのポジションにもいると大変ですね。
私は現場監督ですが。
設計の方をふだんは、○○さんと呼びますが監理がひどいときは、検査の時だけ先生と呼んでいますw
某業界ですが、昔、上司を刑事告訴して、民事提訴もして、社長に直訴してクビにして貰いました。
その一方、サッサと転職したので、皆、私にドン引きしていたかも。
悪意と偏見の記事だな。
3,40年前の現場で働いていたのかな?
新品だろうがなんだろうが便所も使わせないなら行かない
この主こそが良いもの建てる気が無いんだよね
職人に我慢だけ強要して不条理な作業をさせて
結果死亡事故を起こす典型
図面の上だけではモノはできないんだよ