アスファルト舗装道路の構造とは、路盤(上層路盤・下層路盤)、基層、表層までを指し、路床(1m)や路体とは区別される。表層とは、交通荷重を下層に分散伝達する層のことで、耐久性や快適性など路面の機能を保有するとされる。また、基層とは、路盤(上層路盤)の上部に位置する路盤の不陸を整正する層のことで、表層からの荷重を均等に路盤に伝達するとされる。尚、路盤とは路床の上部に設置され、上層から伝達された荷重を、分散させて路床に伝達し、表層および基層に対して、均一な支持基盤と位置付けられる。ちなみに、表層・基層はアスファルト混合物、上層路盤には上質の材料が使用される。