ガードレール・ガードパイプ自在R連続基礎ブロックとは、コンクリート製ガードレール連続基礎のことで、原理的には、車両用防護柵の現場打ち連続基礎をプレキャスト化して、端部同士をボルトで連結してガードレールの支柱を立て込むもので、衝突時の安全性が高く、短工期での設置/撤去が容易な連続基礎のことである。ガードレール・ガードパイプ自在R連続基礎ブロックは4種類(S型/A型/B型/底版付RS基礎)あり、いずれも車両用防護柵標準仕様・同解説(2004年改定)に準拠し、それぞれ設計条件に応じて、車道/歩道の分離用、中央分離帯用(埋設式)、誘導用仮設用(置き式)、路肩部(路肩式)の基礎に使用される。尚、道路のカーブに沿って曲線状にも設置可能とされる。ガードレール・ガードパイプ自在R連続基礎ブロックは従来型の現場打ち基礎と比較して、工期短縮や型枠廃材の削減、早期の交通開放、緊急工事への対応などを見込むことができる。ガードレール・ガードパイプ自在R連続基礎ブロックは㈱イビコンによって開発された。ガードレール・ガードパイプ自在R連続基礎ブロックはNETIS登録技術である。