コンクリート構造物の耐久性照査

コンクリート構造物の耐久性照査とは、コンクリート構造物の所要性能の確保を目的とした、設計段階における耐久性照査項目として、塩害及び中性化による鋼材腐食、凍害、化学的侵食によるコンクリートの劣化が挙げられており、また、施工段階における照査項目として、アルカリ骨材反応(アルカリシリカ反応)及び練混ぜ時よりコンクリート中に存在する塩化物による塩害が挙げられている。尚、コンクリート構造物の設計の際には、施工中及び設計耐用期間内において、耐久性/安全性/使用性/復旧性/環境及び景観などに関する要求性能を設定することとされている。

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