セミフロート式海洋構造物

セミフロート式海洋構造物とは、基礎部から突き出た(スパッドと呼ばれる)鋼管で鋼製の浮体部を係留する海洋構造物のことで、海底は基礎部、脚柱は浮体部、上載施設部によって大別される。普段は、通常の浮体構造物と同様に海上に浮いているため、地震の影響を直接受けることがなく、また台風時には浮力を調整して浮体部と基礎部を結合するため、波浪と風による揺れを抑制できるとされる。従来までは、洋上に人工地盤を建設する方法は埋め立て式が一般的であった。

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