ツインアーチフォーム(TAF)工法

ツインアーチフォーム(TAF)工法とは、山岳トンネルにおいて覆工コンクリートの養生時間を延ばすことで表層品質の向上が見込む工法のことで、原理的には2つの馬蹄形のアーチフォームを使用し、1つのレール台車で交互に移動させながら打設と脱型を繰り返すことで、2日に1回の打設サイクルを守りながら養生時間(養生時間21h)を延長するものである。ツインアーチフォーム(TAF)工法によって、従来の手法(養生時感18h;継ぎ目における型枠端部の接触によって全体の20~40%でひび割れ発生)に比べ、初期のひび割れ発生(施工ブロック単位)は全体の5%前後に収まり、かつ透気係数も1/10と緻密に仕上がると確認されている。ツインアーチフォーム(TAF)工法は鹿島によって開発された。

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