ハニカムグリーンとは、竹中工務店/竹中土木/竹中道路/クレアテラによって共同開発された緑化システムのことで、腐食しづらく耐久性に優れるとされる。原理的には、多孔質れき状土壌などを下層路盤上に施工し、再生ポリプロピレン製の保護材(ハニカムグリーンパネル;6.25cm×8cm×4cm)を載荷し、土壌を埋め芝を張るものである。尚、ハニカム構造により荷重の分散効果が期待され、格子内の仕切りによって開口部による転倒防止に寄与するものである。ちなみにハニカムグリーンの標準的なコストは、約2万円/m2とされる。