バイオクリーン・バイオセーフティ実験施設

バイオクリーン・バイオセーフティ実験施設とは、竹中工務店によって開発された再生医療/創薬分野の研究拠点のことで、原理的には、多様な気流/温熱/圧力環境を柔軟に制御/設定することで、最適な実験室管理を再現するものである。尚、気密性の確認/粒子の見える化なども可能とされる。一般に再生医療/創薬分野施設には、菌を持ち込まない/持ち出さない/適宜除染可能とされる環境下が必要とされるが、バイオクリーン・バイオセーフティ実験施設は部屋ごとの圧力管理から多様な検証実験を通し、最適なバイオセーフティー(生物学的安全性)のための評価/検証機能をも備えることで、施設計画におけるノウハウ蓄積に寄与し、ひいては施設整備の際に定量的/総合的なソリューションの提供促進を目指すものである。ちなみに、バイオクリーン・バイオセーフティ実験施設は地下1回地上2階延べ約600㎡で、整備費用は約7億円とされる。

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