床固工

床固工とは、河川を横断して設けられる工作物の総称で、原理的には、河川の激流による河床の洗掘を防止し安定させ、河道の縦横断面形状を維持するために設置されるものである。床固工は設置される目的/河状/流量/落差/河床材料/掃流力/縦横断形状によって、適した工法を採らなければならないとされる。例えば、阿賀野川渡場床固工においては、本体のコンクリートブロックを設計数量沈下させ、金具で連結し、隙間を玉石で埋める沈床工を行って、下流側では粗朶沈床を設置する護床工が行われたとされる。

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