押縁止め(おしぶち)とは、ガラスやパネルなど板状部材の周囲を、サッシ枠などで押え留める事を指す。木製建具の押縁には、”かまちに押縁”/”木ねじ止め(つけ木ねじ締め)”/”さん止め(周囲を小穴入れとして一部を押縁)”などがある。他方サッシの押縁止めには、ビス止め式(スチールサッシ・ステンレスサッシ)/スナップイン式(アルミサッシ;ビス不要)がある。押縁止めは、(施工上)四方押縁止めとすることが望ましいとされるが、三方押縁/二方押縁/一方押縁なども存在する。尚、ガラスはめ込みに際し、ガラスエッジを痛めないよう十分注意するとされる。