無足場ロックボルト工法

無足場ロックボルト工法とは、大昌建設株式会社によって開発された高所急斜面における法枠を傷つけることない地山崩壊対策のことで、原理的には、補助ワイヤーを安全ロープで上部まで引き上げ滑車(アンカー)を通じて下に降した後に、オペレータによるオリジナルラジコンの遠隔操作により主ウィンチで補助ワイヤーを巻き上げる原理を活用し、法面に応じた8つのタイヤの油圧制御及びスパンナー装置によるスムーズな横移動を並行させることで的確にフレームを捉え、専用削孔機による削孔能力(/ロックボルト挿入/グラウト注入)でロックボルトを地山挿入するものである(7m長で削孔可能)。尚、無足場ロックボルト工法における専用削孔機として足場8脚走行単管削孔機(ARM07-2)/無足場8脚走行2重管削孔機(ARM13-3)などが挙げられ、安全性確保/コスト削減/工期短縮に寄与するものとして進化を続けている。

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