高温高圧蒸気養生(autoclave curing)とは、高い圧力と高温の水蒸気を用いたコンクリートの促進養生。オートクレーブと呼ばれる高温高圧の蒸気釜の中で行うため、オートクレーブ養生とも呼ぶ。高温高圧蒸気養生(オートクレーブ養生)によってトバモライトが生成され、通常28日間で得られる強度を、1.5日程度で得ることができる。高温高圧蒸気養生(オートクレーブ養生)は、ALCパネルを硬化させるためなどに利用する。なお、大気圧で行う養生は、常圧蒸気養生(atmospheric pressure curing)と呼ばれる。