3Dアスファルトフィニッシャーとは、陥没の深さに合わせて一定厚のアスファルト合材を敷き均すことが可能とされる3Dアスファルト舗装機のことで、アドバンスド・ペービング・テクノロジーズ社とカリフォルニア大学デイビス校舗装研究センターによって共同開発中である。従来型までのアスファルトフィニッシャーは路面を陥没の深さまで削り取って平らにしてから合材を敷くものであったが、凹凸がない状態で舗装を行わないと穴の部分には十分に合材が行き渡らず、締め固めが不十分になるが、路面の凹凸を3Dスキャナーで計測し、陥没部分には厚く、健全な部分には薄く、3次元的に調整しながら敷き均すことが可能とされる。