コウモリ肉と生サラダに気をつけろ!
このような現地の作業員と仲良くなるには、同じモノを食べるのが一番良いと思っています。しかし、どの日本人もそうしません。無論、体質や好みがあるので強制はできませんが、作業員の事を知るチャンスを逃してるとしか思えません。
アフリカに進出してる日本のゼネコンのほとんどは、昼飯さえ、お抱えのコックの作った弁当を食べています。日本人にとっては、訳の分からない風土病などもあるので、心配するのも分かりますが、アフリカの食事の味も、なかなか美味いと思うのは私だけなんだろうか?
その点、アジアの国々のほうが、なじみがあって食べやすいのは本当です。作業員が私の分まで昼飯を作って来てくれることもあり、そんな時は選択の余地なく、ありがたく全部いただいています。
が、調子に乗って何でも食べると危ない!現地人の身体にある抗体が、われわれ日本人にはないのだから、その辺は上手く見極めないと、痛い目に合うのも事実です。肉類は火さえ通ってれば、おおむねトカゲだろうが蛇だろうが大丈夫です。ただアフリカでは、コウモリ肉には注意が必要です。エボラはまだ生きています!
それから、どの国でも、訳の分らない葉っぱの入った生のサラダは危ない!葉っぱそのものと、洗う時の生水で、肝炎の心配があります。
くれぐれも海外の建設現場に勤務する事になった場合は、作業員とのつきあい方が重要になる事を肝に銘じてほしいです。
(つづく)