政治と国民の責任も。公共事業が土木技術者を育てる!
しかし、上記のような問題は、ゼネコンや土木技術者だけの責任ではない。そもそも土木技術者が一人前に育つには10年かかる。そして、そのためには公共事業が必要である。
それなのに「脱ダム」「公共事業削減」 「コンクリートから人へ」などという誤った政治によって、土木技術者が不足する事態に陥ってしまった。このままでは公共事業が消化できない恐れも出てきた。そもそも一般人の公共工事に対する無知な批判も問題である。
土木一筋で生きてきた私としては「公共事業に携わる方々が多いほど世の中は潤う」と思っている。公共工事を増やして、土木工事に関与する技術者がネズミ算式に増えることを望むと言っても良い。それほど土木技術者の育成は困難なのだ。
しかし、土木・公共事業に携ってきた技術者として、現在の公共事業のやり方には異論もある。土木建造物の発注を年度制にするのは止めたほうが良い。現状は、年度始めに国の予算配分が決定し、それから案件議論、設計そして手続きとなる。われわれ施工部隊が活動を開始するのは早くて8月。そして年度末までに工事を終わらせる。半年働き、半年手待ち、という状況が多い。これでは、職人の生活は潤わないため、発注の平準化が求められる。
土木技術者・技能者の育成は、ゼネコンだけでなく、国民全体で考えるべき問題ではないだろうか?
ご自分の業界を特別視し過ぎではないでしょうか。
公共事業がないと人が育成できないというのは、他責の考え方に寄っていると感じます。
ゼネコン職員のレベルは確かに低いです。
施工図は外注、施工計画は下請け任せ、現場に出ないからチェックも出来ない。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
この記事で挙げられている「実務を知らな過ぎる!」は,
あまりにレベルが低すぎて読むに堪えない.筆者のレベルの低さだろう.
経験で判断する筆者のような愚者が
日本の競争力を落としているという自覚を持ってほしい.
「経験工学」という後進国が使う古い考え方は,
一流の技術者は使わない.
数学的に,統計的に仕事をしろと言いたい.
いろいろな意見・考え方があると思いますが、
私も現場の人間で、同じ考えです。
ただし、みんながみんなそうではなく・・・
現場をよく知っている(あかるい)方もおられます・・・
現場たたき上げの方ですが。
経験工学その通りです。
現場の方でなければ解りません。
で、ぶくぶく太ったゼネコン社員活かす為に安全担当だのの無能の肩書が出来上がる
「技能力が低すぎるゼネコン」社員と同じ業務をこなしてはどうでしょうか。できないと思いますよ。
管理の雑務に追われてばかりで、現場に入り浸る時間なんてないですよ。
それはそれで可笑しいんですけど。
お前のレベルが低い