公務員は自己保身の傾向で、フォースが低下しやすい
――土木の仕事自体がトレーニングになると?
ゴン太 そうです。土木技術者の仕事は、「フォースの覚醒」につながる仕事です。公務員や経営者よりも、土木技術者のほうが光を放つ職業と言えます。業務内容がフォース覚醒のための良いトレーニングになります。
一方、「安定的な公務員になろう!」みたいな発想は、自己の保身にのみ関心がいき、フォースが低下しやすい認識状態になります。それは、他者への尽くす思いが欠如するためです。両親が子供に、「公務員になりなさい!」とすすめるとき、家庭から光のフォースが消えそうになります。
――つまり、受注者は光を放ちやすいが、発注者は光が消えやすいということになる。公務員になると自己中になりやすいのは、なんとも皮肉ですね。
ゴン太 そのような受注者と発注者の二極の枠組みを持ってくると、残念ながら両者とも光を放つには、まだまだ「世に尽くす」という概念が足りません。同等にフォースも同じく形成されるに及びません。概念として発展途上の考え方です。そのような受注者や発注者という言葉は、いずれ消え去るでしょう。もっとふさわしい言葉が登場してくる必要があります。
――経営者はどうですか?
ゴン太 経営者は、ついつい自己の会社の未来を必要なく不安視して、光を失いがちになります。考えれば考えるほど、怖くなるのです。そのような外れクジを自ら積極的に引きにいく状態では、光を放ちませんし、会社がスピーディに傾きます。その点、会社が倒産しても、他社に移れる土木技術者には、経営者のような不安は無縁であり、そこが土木技術者の光の強みになっています。
光らない土木技術者は、エゴが強い人。仕事で痛い目にあう宿命
――土木技術者のフォースが覚醒すると、どうなるのですか?
ゴン太 フォースの覚醒とは、この場合、間違ったすべての常識がとれて、あらゆる状況、問題に対処できる状態を指します。「マスタージェダイ」です。
――フォースが覚醒すると、現場仕事がうまくいくと。
ゴン太 現場に光りが浸透します。逆に言えば、土木技術者で光を放っていない人は、よほどエゴイズムの強い人です。光らない土木技術者を視たら、周囲に、肩に、背後に、なんか取り憑いたものがブルーの光を放ち、くっついているんです。人間であったり、物の怪であったりします。
そして、本人のプライド高い心をくすぐります。「あの問題は、おまえの責任ではない。あいつが悪いんだ。あいつがおまえを陥れようとしている。気をつけろ。おまえは何も悪くない。おまえは優秀だ、NO.1だ。むしろ、あいつを先に陥れてやろうじゃないか!先手を打つのだ!裏から上司に、効果的にちくるのだ!」
まるで、ディケンズの小説の悪魔のような本物の存在が、耳元で囁いてきます。これが、ホーンテッド(取り憑かれた)状態で、オーラ構造でいうと、オーラの7層目のゴールドの網の目のシールド防御力が低下して、自分でない他の生命意識体にオーラ内へインターラプト(侵入)されている状態です。
そういう人は、いろいろな仕事の場面で、痛い目に遭い、打ちひしがれることが、最後は宿命となります。呪縛に支配されているわけです。不健全なプライドで自らを縛っているからです。そして、光輝く人を憎むようになります。けっして、物事の責任を自己でとらず、いいとこどりをします。
――呪縛?
ゴン太 なんの呪縛でしょうか?世の中の呪縛でしょうか?同僚?上司?それらは、不正解です。例えば、そういう土木技術者が発注者や近隣住民などと接する際、自分のエゴイズムを鏡で見るような感覚、感情、経験に陥り、苦難を体験することになります。これは、自分自身が自分の価値に間違った暗示をかけている呪縛であると、気づくまで痛みが続きます。
――エゴが負の呪縛を招くとすれば、土木技術者に限った話ではなさそうですね。
ゴン太 そうですね。疲れたときなどは樹木に話しかけてください。必ず助けてくれます。樹木に話しかけると、活性化させる栄養と情報が得られます。