優しすぎる現場監督
優しい性格の現場監督さんや、人当たりの良い監督さんというのは、建設業界の中では大変貴重な存在だが、優しすぎて下請けにも厳しく言えない現場監督は逆に嫌われる。
現場監督は下請けには指導監督する立場なので、下請けが間違った行動や施工をしていたら、強く注意と指導を行わなければいけない。が、強く言えず、やんわりと遠回しにしか言えない監督がたまにいる。
作業員のほうも優しく注意されると、それほど深刻には捉えないので、同じような施工ミスが繰り返される。間違った行動は、重大な事故にもつながる危険性もあるため、変な優しさは禁物である。
その人の性格もあるが、時と場合によって強く言える現場監督にならなければ、下請けに馬鹿にされ嫌われる。
施主や元請けに何も言えない現場監督
現場監督も営業の一部を担っている。そのため、お客さんの意見に対して、反論や別案を提示するのは難しい。そんな場面で、施主や元請けに無理難題を言われても、何の提案や反論もしないで鵜呑みにして「出来ます」「やります」の返事をしてしまう現場監督がいる。
あと始末は、結局、下請けが残業や無理な工事でカバーしなければならず、不平や不満が出てくることになる。
駄目なものは駄目!出来ない事は出来ません!と、ハッキリ施主や元請けに言ってくれる監督さんには、たとえ無理な要望通りになったとしても、「あの監督さんは自分たちのために言ってくれた」と、下請けが頑張ってついてきてくれる。
話の次元が低い
大手は、もっと酷い。
ダメダメな現場監督でごめんなさい。私は既に一線から退きました。私みたいな監督で嫌な思いをされた皆さんに、これから先、良い監督が就く事を願っています。
判断力のないのが困るけど