セレブ住宅街の産廃ゴミカゴに自転車
新築現場の廃材ゴミカゴに、自転車が捨ててあったこともありました。大人用の自転車が丸ごとです。
その前日、廃材カゴは設置したばかりで「カラ」の状態でしたので、あまりの大胆な行動に、これにはびっくりしました。住宅街の現場だったので、現場とは全く関係ない人が捨てたのでしょう。
捨てたい人が入れたのか、盗んで入れたのか判断がつかいため、会社でも処分することができず、結局、警察に届け出ました。しかし、治安の良い有名なセレブな住宅街だっただけに、こんなことする人がいるなんて、と幻滅した覚えがあります。
人形も捨てられていると、ビックリします。
現場のゴミも自分で処分する時代
廃材ゴミカゴは、1カゴ数万円の代物ですから、決して安い経費ではありません。無尽蔵にゴミを捨ててしまえば、ゴミカゴの数も処分費も増えるばかりです。
そこで最近は、こういった経費を削減する手段として、ある住宅会社は廃材ゴミカゴを現場に置かない、という対策を始めているようです。
要は、自分の作業内で出たゴミは自分で持ち帰りましょう、ということなんですが、工事に入る人の立場で考えると、これはかなりキツイことです。自分がゴミの処分代を負担することになるわけです。
ゴミは自分で処分することが、建設現場の「普通」にならないよう、今からでも最低限のマナーを守って、ゴミの量を減らすために、現場に係わる全員が協力していきたいですね。身に覚えのある人は気をつけましょう。