「施工プロセスのチェックリスト」を完璧に履行せよ!
では、工事成績評定で80点以上の点数を取るにはどうすれば良いのか?
建設技術者であれば、「施工プロセスのチェックリスト」を知っているでしょう。真面目な発注者は、月1回の頻度で確認行為を行っています。
この「施工プロセス」を完璧にすることが、工事成績評定を確実にアップする方法です。
検査官は、限られた時間の中で検査を実施します。当然、全てを見ることは不可能です。その不可能な部分を補完するのが「施工プロセスのチェックリスト」なのです。
工事成績評定の最初に必ず記載されています。
「施工プロセスチェックリストのうち、○○について指示事項が無い」という項目。
「施工プロセスのチェックリスト」に、「指示事項が無かった」となれば、もう問題無しです。
他にも評価項目はありますが、「考査項目別運用表」を確認してください。普通に仕事していれば、クリアできるはずです。
「施工プロセスのチェックリスト」は各工事の主任監督職員が実施します。
検査官も、主任監督職員には敬意を払いますので、ダメ出しすることはありませんし、主任監督職員が「きちんと現場を進めてくれました」と言ってくれれば、検査官はその意見を尊重するのです。
現場進捗における最前線で奮闘された方の意見を踏襲するのは、ある意味当たり前。
検査官は、仕事として検査に来ているものの、現場の苦労までは分かりませんので…。