「H型PCパイル(H-PV工法)」の特長
「H型PCパイル(H-PV工法)」は、とても簡易的な材料・工法で、的確な構造計算をもとに、材料を選択・施工する事が大切です。
H型PCパイルの特長は、次の通りです。
- 強度が大きい
- 土質を選ばない
- 施工が早い
- 低振動・低騒音施工、粉塵の心配もない
- 信頼性が高い
以下、それぞれの特長について説明します。
「H型PCパイル(H-PV工法)」は強度が大きい
PC杭(プレテンション方式のプレストレストコンクリート杭)であるため、曲げに強く、プレストレストにより取り扱い時におけるクラックの心配がありません。
コンクリートの圧縮強度が高く、錆に強く、耐衝撃性にも優れています。
H型の断面(200×200)で、φ250mm円筒杭に比べると周面長が長く、周面摩擦を大きく採用できるため、大きな支持力で建物を支える事ができます。
■周長比較
H型:200×4+200×2=1200mm
円筒型:250×3.14=785mm
「H型PCパイル(H-PV工法)」は土質を選ばない
プレキャスト製品のため、土質を選びません。
腐植土や酸性の強い地盤でも、固化不良などの心配は無用です。
また土壌・水質の汚染や改良材の飛散によるトラブルがありません。
「H型PCパイル(H-PV工法)」は施工が早い
柱状改良工法に比べると、工期を約半分に短縮できます。
また、養生期間が必要なく、施工後、強度確認なども必要ないため、すぐに次の工程へ移ることができます。
「H型PCパイル(H-PV工法)」は低振動・低騒音施工、粉塵の心配もない
H型PCパイルは、専用杭打機での油圧圧入により、低振動・低騒音で施工されます。
杭打機も小型なため、狭い敷地での施工も可能です。
また、セメント系固化材を使用する柱状改良工法のように、粉塵が舞う心配もありません。
「H型PCパイル(H-PV工法)」は信頼性が高い
H型PCパイルは、徹底した品質管理の下で生産されます。
また現場でセメント系固化材を使用しないため、六価クロムによる土壌汚染や地下水汚染の心配もありません。
※この記事は『けんけんちくちく建築情報』の記事を再編集したものです。
3分で。。。解ったかも( ゜Д゜)
Σ(゚Д゚;エーッ!
お、おぅ。。。わかっt