3DMC(マシンコントロール)
3DMC(マシンコントロール)は、その名の通りコントロールをしてくれる。乗ってるだけで全てをコントロールしてくれるわけではなく、操作をしつつ設計の数値でバケットの位置が自動的に止まって、設計よりも深く掘ろうとしても掘れないようになっている。
イメージでいうと、操作レバーにボタンがついており、施工面に近づくと、バケットの傾きや位置を設計図面に合わせてくれて、アシストしてくれるイメージだ。
3DMC(マシンコントロール)のメリット
- 操作技術が低いオペレーターであっても設計通りの施工が可能。
- 丁張がなくても施工が出来る。
3DMC(マシンコントロール)のデメリット
- オペレーターの腕がICT建機に頼りきりになると明らかに落ちてしまう。
- 導入費用が高額。
3DMG(マシンガイダンス)
3DMG(マシンガイダンス)は、自動車でいうカーナビゲーションだ。
操作をするのは自分自身。だが、設計の位置にバケットがいくと、ここが設計図面の位置ですよと教えてくれる。
3DMG(マシンガイダンス)のメリット
- オペレーターの腕が落ちない。
- 丁張もMCと同じく不要。
- 3DMCに比べて安く抑えられる。
3DMG(マシンガイダンス)のデメリット
- 操作するのは人間であるため、オペレーターにより施工仕上がりの差が出る。
3DMCと3DMGを導入するタイミング
いずれにせよ、ICT建機は各社が良い製品を出していると断言できる。
しかし今後、国が税額控除や助成金などの制度を充実させていくことも予想されるので、様子見をしてから購入するのもありだ。
ICT建機への投資はお金が掛かるが、会社の将来への投資として大きなリターンを期待できるだろう。
大規模な造成や地盤改良をやるような大手ならいいんじゃないでしょうか。
非常に有効な技術ではあるとおもいますが、街中では土中に支障物(不明管)等があったりと3DMCでは不可能ですし、そもそも設計自体がだめ過ぎて、設計をそのまま入れるなんて怖くてできないですね。
それにデータ化したところで発注者は安パイのために「今まで通り紙媒体の資料もつけてくれ」って言うにきまってますよ。
そのとおりですね。。
国交省のi-Con体験って何が目的なんですか?あれも税金ですか?