オリンピック工事と中間貯蔵施設の求人
今、日本国内で施工されている工事現場のうち、もっとも重要な工事を一つだけ選ぶとしたら、あなたは、どこの現場を挙げますか?
談合疑惑で世間を騒がせているリニア中央新幹線でしょうか?それとも、2020年の東京オリンピックに向けて建設中の、自殺者も出した隈研吾設計の新国立競技場でしょうか?
あるいは、100年に一度と言われている渋谷駅再開発でしょうか?いや、官から民まで個人主義が浸透している日本では、自分のマイホームの建設が一番重要と言う人もいるかもしれません。
しかし、私なら迷わず、福島県の中間貯蔵施設が一番重要な工事だと答えます。
スポーツの祭典も重要ですが、復興を目指す福島では、建設技術者が不足する事態に陥っています。
私も一応、中間貯蔵施設の関係者ですが、除染事業に関しては、さまざまな良からぬ報道があるのも事実です。そのため情報規制も厳しいのですが、伝えなくてはいけないことまで封印してしまうのはいかがなことか。それこそ建設業の悪しき風習に従うことになるのではないでしょうか。
そう思って、中間貯蔵施設での問題について書かせていただきます。マスコミとゼネコンの架け橋になり、中間貯蔵施設の技術者不足を少しでも解消できれば幸いです。
誰かがやらなければいけない仕事。周囲の理解、国民の理解もまだまだだし、僻地で単身赴任の人も多いだろう。
お金で働く人も多いだろうが、それだけでは絶対にキツイ。
こういうところで働いている皆さんは尊敬に値します。
応援しています。
輸送の施工管理ってなんじゃろな
初めて復興仕事人さんのブログ読みました。
いつもありがとうございます。
全然畑違いの仕事しているのでわからないのですが、
具体的に施工管理技士の資格取得と、
ある程度の経験ですよね?
東北に住むものとして詳しく知りたいし、
挑戦してみたい気持ちになりました。
弊社にも中間貯蔵専門のセクションがありますが
末端の作業員は現地採用の嘱託社員もしくは下請けなので
記事にあるとおり、モラルの維持が課題となっています
まったく分野の違う会社が、突然除染関連の部門を立ち上げて
素人を派遣していますから、確かにお金になるのだと思いますが