ゼネコンは「私にはムリ」
――将来やりたい仕事は?
ナナエさん 今のところ、まだ固まっていませんね。ただ、インターンで、建設コンサルタント会社と設計会社、ゼネコン等に行ったことがあります。インターンを通じて、ゼネコンよりは、都市計画や設計のような、より上流の仕事に興味があると感じました。
ゼネコンは転勤や夜勤が多く「私にはムリ」と思いました(笑)。仕事自体は公共的なところがあって、やりがいは大きそうだなというイメージを持っています。
――転勤はイヤですか?
ナナエさん できればしたくないですね。どうせ仕事をするなら、自分に馴染みの深い場所で働きたいからです。「地域に貢献したい」という思いがあるので、計画づくりや都市開発などの仕事に携われたら良いなという感じです。
――長時間労働はどうですか?
ナナエさん 今は苦にならないと思っていますが、子どもができたときのことを考えると、マイナスのイメージですね。しかし、長時間労働でもやりがいを持って働いている方のお話を聞くと、そのやりがいの大きさに惹かれます。
法隆寺の並木道が私の原点
――ご出身は?
ナナエさん 奈良です。法隆寺の近くです。
――良いところじゃないですか。
ナナエさん 良いところです、本当に(笑)。境内に向かって並木道があるんですが、それが私の原風景になっていて、景観設計学を学ぼうと思った原点になっているんです。
――最後に、川崎研究室のアピールを。
ナナエさん 川崎研究室では、土木に関する空間・仕組・使い方等のデザインやその成り立ちなど、幅広い事について学ぶことができます。
魅力の一つ目は、その中から自分に興味のあることをやらせてもらえることだと思います。先生も助言や関係する本などを紹介してくださって、興味に合わせて自分で学ぶことのできる場所です。
研究以外でも、先生の紹介でプロジェクトに参加したり学生間で自主的に集まってコンペに参加したりと、実践的な経験を多くできることが二つ目の魅力だと感じています。実践的なため分かりやすく興味が湧きやすいです。この点は、私の学科の他研究室と比べて珍しいと思います。
実際参加すると自分自身の意見を伝える機会が多く、自身で考える力が身につく貴重な経験になるなと実感しました。また、そういった機会を通じて学生間の仲も良くなっているのかなと思います。
こういった学びたいことをサポートしてくれる環境が整っていることが川崎研究室の良いところだと思います。
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