徐々に”自分で考えてやること”が増えてきた
――中田さんを含め、部下の育成で気をつけていることはありますか。
片山さん 仕事は基本的に若い社員に任せることにしています。私が「これやれ、あれやれ」と言うのは簡単ですが、それだと、ただのロボットになってしまいます。
それでは、せっかく現場に来ているのにもったいないです。若い社員が自分で考えてやらないと身につかないし、自分で考えてやれば記憶に残るので。
「わからないことがあったら聞きなさい」というスタンスでやっています。もちろんチェックはしますが、基本的にはお任せです。とりたてて指導育成している感覚はないです。
この現場は、私以外は入社2〜4年目が3名という若手ばかりの現場です。中田さんは3年目なので、全体管理などを担当してもらっています。
中田さん 1年目はなにもわからない状態だったので、自分で考えてやるということは少なかったですが、2年目ぐらいから、徐々に自分で考えてやることが増えました。
前の現場の所長さんも「自分で考えてやりなさい」という方だったので、やりやすかったです。
――この現場は週休2日ですか?
片山さん そうです。職人さんも週休2日です。働き方改革も含め、全体工程の管理を把握しておくことで仕事のペースを確保しています。
あとは、ムダな仕事を省くことを心がけています。そういうことをちゃんとやっていけば、週5日でも現場は回っていきます。
まずは施工をマスター、最終的には維持管理系の設計を
――身につけたいスキル、これからやりたい仕事はありますか?
中田さん まずは施工の仕事をマスターしたいです。その後は設計もやってみたいです。仕事の規模にはあまりこだわりはありません。最終的には維持管理系の設計の仕事をやれたら良いなと思っています。
――片山所長に言いたいことは?
中田さん 自家栽培の野菜を現場に持って来て、スープなどを作ってくださることもあります。アットホームな現場づくり、ありがとうございます(笑)。
――JFEエンジという会社の魅力は?
中田さん 1年目の社員には3か月毎に違う現場を経験させようという考えには共感を覚えます。毎月1回、若手社員を集めて研修を行っており、スキルアップする機会を与えてもらって、有難いなと思っています。会社や現場の雰囲気もマイルドなので、私は好きです。
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地域や住民の皆さんに喜んでもらえる仕事って、やりがいがありますね。健康に気をつけて、頑張って下さい。
その橋、渡るのが楽しみです♪