インデックス作成自体が時間のムダ
こうした”何もしない”現場監督に話を聞いてみたところ、彼らは「インデックス作成」の時間でさえもムダに感じてしまうという。竣工検査の前になるとインデックスは基本的に事務員や新米の若者に任せていて、インデックスの作成を自分ですることほど効率が悪いことはない、と。
少し教えれば誰でもできてしまう業務は基本的に任せていくべきで、そうして実際に自分たちが本当にやるべき業務に時間を割くべきと話していた。
じゃあ、私たち現場監督が本当にやらなければならない業務とはいったいなんなのだろうか?
私は、施工方法の立案や使用する材料の管理など、専門的な分野に当たる業務が現場監督の腕の見せどころだと思う。ほかにも、市役所に具体的な根拠をもって折衝する力も重要になってくる。
こうした専門性の高い仕事をこなすためには、いかに雑務を下に任せ、効率化できるかが大切になる。
安全書類は新人に任せてしまえ
もちろん、仕事の要領をきちんと理解していなければ、人に仕事を任せることは難しいのだが、まずは安全書類の作成なんかは新人に完全に任せてしまえばいい。もちろん、安全管理は私たちにとって非常に重要な管理項目ではあるけれど、正直なところ安全書類の作成は日常的に行うお決まりの作業のようなものだ。
作成自体もそこまで難易度は高くない。新人に任せることで、作業時間の効率化を図り、新人も安全管理の書類を通していろいろなことを学ぶことができる。作業計画書なども作成させれば、高所作業車の具体的な用途、使用目的、アウトリガーなどの専門用語、自主点検表の有無などなど、必要事項も自然に身につく。
建設業界には、部下に仕事を任せるという文化があまりない。人に任せると逆に時間が取られてしまうなんて考える人もいるかもしれない。だが、それでは業務に忙殺され、仕事の質が低下していく一方だ。自分にしかできない仕事にコミットするためにも、まずは人に任せられる仕事を洗い出してみてほしい。
間違ってはないとは思いますが、新人くんや協力業者に信頼されないといい仕事できないし、発注者からもいい評価得られないと思います。
いかに現場のチーム力を高めるか?発注者のニーズは何かを考えながら現場運営することを意識しながらやってました。
文章的に多少誇張してるからだとは思いますが…
自分ができる、部下が、協力業者ができる!・・・そんな前提の話ですね。
ただただ、羨ましい。それに尽きます。
でも大半の現場はできもしない、仕事をぶんなげ、何かあれば罵倒、じゃないでしょうか・・・
(少なくとも私の会社ではそこそこそういう人がいたりします)
建設業界と言うより土木業界の話かな?建築だと安全書類は土木の10倍とか下請け業者いるので新人に任せるなんて言葉は誇張かな?と思いますがメイン業務は若手社員と女子現場補助員で毎日進捗を確認してます。所長は現場作業なしで毎日最低1回巡視してホウレンソウ。書類チェックとお金管理が仕事だと思ってました。自分でやるのは1000万円以下の修繕くらい?土木の現場監督=常駐して監視員兼務ってのは正直何しているのか必要性を感じません
土木か建築かでわけるより、請負金額でわけて下さい。
片方は工事金額10億越えのような現場と片方が1億程度では業務の種類は変わらなくても、絶対数が違いますよ。
まぁ、話半分だな。
下積みをしっかり経験した所長なら、この通りでも良いが、常に任せてきた奴は仕組みが変わると無力だわ。こうやって部下や同僚に負けていく「人任せ所長」を何人扱ったやら。。
コイツらは、ひとたび現場所長の座から落ちると、悲惨だぜー。