何を話しても伝わらない
何と言っても、この現場で一番の勝負どころは、型枠の建て込みだった。打ち放し仕上げということもあるが、これがしっかりできるかできないかで全体の出来栄えが決まる。
この現場で、型枠大工に示されるべき注意事項は3つあった。1つ目は、改修工事の現場であるということ。
一言で言えば、定型のベニヤがそのまま使えない面倒くささが伝わっているか?ということだ。床が水平じゃない、壁が垂直・平行じゃない、つまり、どこかを基準の定規にしてそこからあらゆる寸法を追ってくることができない。
具体的には、床が水平じゃなければ、型枠ベニヤの垂直線を揃えるためには、どんな勾配で下を切らなきゃならないか?どの位置にセパレーターを配置するか?など、気を使わなければいけないところは山ほどある。
2つ目は、打ち放しの仕上げであること。張りぼてのコンクリートなら、仕上げの下地調整のモルタル仕上げでいくらでも調整できるが、打ち放しはそうはいかない。ごまかしが一切きかない。
型枠ベニヤの目違いや表面の不陸や平滑性、打設時のジャンカなどに細心の注意が必要だ。個人的には、型枠ベニヤのへりに取り付ける桟木でさえ気を使って、仕上げ面に釘の頭が出ないよう、桟木の側から木ねじで止めて欲しいと思うくらいだった。
3つ目は、L型の擁壁を一発で打設するための注意点だ。生コンの硬さ、浮かしの型枠の保持、打設順、床が平らじゃないために生じる漏れの対策など、利点と共に気を使わなくてはいけないところが、やはりたくさんあった。
だが、予想はしてたことだったが、ここの現場では、打ち放しの擁壁と単なるL型のコンクリート壁との区別さえついていなかった。当然、どこが違うのか理解をして、サブコンと交渉してくれるなど一切やってくれなかった。
打ち放しと改修工事であるが故の難しさなど、途中で何度もここの職員に話した。それをサブコンに伝え、今からでもできることはやったほうがいい!と散々話したのだが、結局何一つ伝わらなかった…。
この現場がどういう場所なのかは、仕事を始める前に現場の職長と話をすればすぐ分かる。さぁこれから始めるぞ!という時になって、今更できないことをうだうだ言ってもしょうがない。
伝わっていないのは、彼らだけの責任ではない!私自身、非常に不本意だが、彼らの言い分を受け入れるより術はなかった。
型枠を外してノロが漏れる?
意味がわからない。枠バラス時にはコンクリは硬化してますよ
書き方がおかしいだけで意味はわかるでしょう
サブコンと交渉?打ちっぱなしの壁にスリーブやらpf管やらを目立つ所に入れるサブコンなんかいるのか?
と言うか仮にそうせざるを得ない施工をさせるゼネコンが悪いと思うけど。
そんなにこだわりたいなら、施主とゼネコンとサブコンで打ち合わせしないと、できないよ。
予備日ってのは雨天等による作業中止の予備日のことではないの?
投稿主のはダメまわりで普通に作業予定日にしか見えないのだけど・・・
私の感覚がずれてるんですか?
予備日ってのは金がでないだけであって休みじゃないんですよ。