他にも、実はこんなことまでやっています
上記で記載した業務以外にも、まだ仕事はあります。それは、地元対応と災害対応です。
地元対応とは、例えば、道路に覆いかぶさるほどの草が生えていて事故を起こしかねない、舗装がボコボコでポットホールができていて自動車が故障してしまう、歩行者が転倒する恐れがある場合などに対応することです。維持工事でも、指示書を出してお願いをすることもありますが、時間外の対応は支援業務で対応することも多々あります。
特に草刈りは厄介です。草刈機を使用してほんの数分で終わらせることもありますが、支援業務なので基本は手鎌で数時間かけて、事故を起こさない程度まで草刈りをしたうえで、維持工事を請け負っている施工者に引継ぎをしています。舗装のポットホールについては、補修材をストックしているので、タンパー(手動転圧)で一時的に補修をして、施工者に引継ぎを行います。
また、災害対応では、震度3以上の地震発生時や台風時に、受け持っている工事の安全確認(現地での点検)を行い、発注者へ報告をします。積雪時は、道路を実際に走り、道路状況の現地点検や凍結防止剤を散布、故障車の移動などをしています。
ただ、地元対応や災害対応はいつ起こるか分からないため、昼夜問わず、常に天気予報と携帯電話を確認しながら待機していることもあります。数年前の台風や大雪の時には、発注者に夜中3時に呼び出され、道路や河川の点検をした思い出もあります。
施工者側からすれば、「こんなのしたうちに入らないだろ」と言われそうですが、実は裏側ではこういった細かな対応もやっています。発注者支援の私たちは、日々こういう些細な対応含め、自分たちの業務を一生懸命やっていることを知っていただきたく記事にしました。
――きっと、施工者の大半が「発注者支援業務は不必要だ」と思っていると思います。変更図面を書かされた、仕様書にないことまでやらされたなど様々な批判的な意見があることを、恥ずかしながら『発注者支援業務の裏側』のコメント欄で知りました。
今回の記事でも、ぜひそういったコメントやご意見をお伺いしたいです。ドシドシお待ちしています。
発注者支援業務は不必要だ、というより不必要な書類(結果的に意味が同じもの又は片方で証明が既になされているもの等)が多いのに、発注者自身でやりきれないからそこに税金投入は生産性が問われるこの時代で変だと思います。
発注者支援業務は不必要、に同意します。施工サイドの意見として最近増えている書類は発注者が楽をするため、責任を取らないようにするためとしか受け止められない書類が多い。施工管理に専任業務や経歴書があるなら発注者も経歴や何件掛け持ちしているのかを公表してほしい。
・事前に施工計画書、体系図、作業員名簿、全下請の注文書請書提出
・毎日材料が入ってくる毎に写真付きの報告書
・材料試験要領に記載された材料試験の報告書
・設計書に記載された工程が終わる毎の施工完了報告書
・施工試験要領に記載された材料試験の報告書
・設計と相違がある毎に作成する協議書←図面間違いもコレ
全て3部作成して紙提出。コピー用紙毎月2箱くらい使ってます。
発注者の仕事は①提出の書類は全部説明するので聞く②捺印して返却
施工への無報酬業務と過大な書類依頼を改善してほしい。
設計図の間違い直し修正を発注者がするなんて聞いた事ないです
指摘する→提案する→承認もらう→施工する→竣工図として修正する
変更図(数量計算書含む)に関しては、元設計間違いの場合や、発注者からの要望でさえ受注者がまず図面と計算書を赤黄色で明示修正し、写真等その他資料を添付して確認→請求→協議→承諾と3部。支援業務が入っている場合は4部
ちょっとそれるが、そして何故かこの時の理由文章が「受注者として希望していますのでお願いします」文章にさせられる。そして金額が少なければ企業努力として施工承諾になる。笑
100歩間違っても「設計が間違えていた」や「発注者から要望」とは絶対に書かせない。
最近に至っては受注後に発注者から現場踏査の立会の名目で、範囲外だがここまでやれや、設計入っていないがついでに側溝の中も清掃しろや、同じく入っていないがここ試掘しろ等々平然と言ってくるが、無論彼らの中では経費の中に含まれているそうだ。
変更で見てくれと言うとやたら書類を求められるか、評定点があからさまに下がるパワーゲーム。
それ過ぎました失礼。笑
で最後に修正完了版の図面と計算書を受注者が作成して提出する。
発注者支援業務の方が作成している現場には出会ってことないですね。
まあ、設計の間違いを修正しない、責任をとらない、って時点で必要性に疑問が持たれますよね。
忙しいから、って理由が許されるのなら、施工者が忙しいからって理由で色々省略・・させてはくれないよね!
法令上記載のある事柄は多少厳しくても仕方はないが、設計の間違いに関しては基本施工者が全部かぶるってのが現実問題多々ありすぎるのが問題ですよね。
個人的には特にも建築工事は積算に問題がありすぎる設計が多々あると感じます。
細かい端数うんぬんではなく、きれいにフカシ部分が一切拾えてない物件とか。
施工性云々抜きにしても、物理的に鉄筋の離れ考えて構造体設計してます?って基礎とか
(基礎コンクリートと基礎配筋だけでもきついのに、アンカーボルト入れてくださいとか)
施工者に厳しいこと言うならせめて公的な積算基準書等をしっかり押さえてから言って欲しい。
設計のままだと鉄筋の離れが物理的に絶対に取れない上に、数量上フカシ部分の鉄筋、型枠、コンクリートが綺麗に0です!・・・そんなものを設計変更せずに工事??
発注者支援なんて、やりそこなった施工の立会写真に入ってたってなんの責任もとらんし、楽でいいよね。責任問題で発注者支援のやつが辞めさせられた現場なんて聞いたことがない。昨日までサービス業やってたようなやつでも発注者支援ならできるよ。ただの黒板持ち。電子黒板になった今では、ただの案山子。田んぼに立っとる案山子の方が、鳥が寄り付かんだけ、まだ仕事しとる。設計変更書類だって、本来発注者側がやるべき業務なのに、いまだに、業者に押しつけ。九州地方整備局の「いきいき現場づくり」見てみ、発注者支援の悪態がよう書かれとる。これは氷山の一角で、発注者支援のやつ等のために、世の中に苦しんどる業者はわけわからんぐらいおる。
発注者支援やらなくなればいい。
ステークホルダーが出てこなくてさびしい文章だな、、、
もう絶対好きだろw
毎回ちゃんと読んでるじゃんか