「現場監督の仕事をリモート化したい!」
僕は、会社にこう主張したことがあります。
しかし、全く受け入れられませんでした。ほとんどの人は鼻で笑い、聞く耳を持ってくれた数少ない人も、否定する前提で説得してきます。
ちなみに僕の主張はこういうものでした。
- 現場監督の業務の半分以上は、現地にいなくても可能
- 現地スタッフは基本的に現場業務に専念し、早く帰るよう努力する
- リモートスタッフはデスクワークをメインとし、2現場以上兼務する
現場監督の多岐にわたる業務を、一度細かく洗い出し分割していくことによって、「現場でしかできない作業」以外を分業化してしまうというものです。実現するため、他にも条件があります。
- 現場には経験豊富なベテランスタッフと若い係員を基本に、常駐する
- 技術の中核となる主任クラスが、工程表も施工図も書類作成も会社で行う
これにより現場スタッフは、現場作業が終わってからのデスクワークはほぼなくなります。そして、主任クラスも現場への往復や安全点検、現地の管理業務の時間を廃除し、デスクワークに集中することができる状況を作れます。
法令違反案件ですね。
主任技術者が非専任の現場であればいいのではないでしょうか。
ベテランスタッフが現場代理人として現場に常駐しているのであれば。