宿舎はおばあちゃん家みたい

道路拡張工事の現場で「岩判定」を行う森口さん(中国地方整備局写真提供)
――森口さん、これまでのお仕事は?
森口さん 最初の配属先は、布野さんの後任として、山口河川国道事務所の計画課に配属されました。道の駅の広報とか、橋梁や道路の予備設計業務など担当しました。実際に道路ができる過程を学ぶことができるので、日々楽しみながら仕事をしています。上司も良い方々ばかりです。
2年目は工務課に異動して、新設道路や道路拡幅の工事発注や業務発注などを担当しています。1年目に上司だった方も同じ工務課に異動になったので、引き続き同じ方にご指導いただいているので、なにかとやりやすいです。
―― 一人暮らしはどうですか。
森口さん おばあちゃん家に住んでいるみたいで、快適です(笑)。
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コンサルにダメ出ししたら、ガチギレされた
――仕事で泣いたことはありますか。
布野さん あります(笑)。コンサルの方に対して、図面などについて、「ココこうしてください」とあれこれ指摘していたのですが、あまりに大量に指摘したためか、「そんなこと言われても、もうできません」「こんな資料受け取れません」みたいなことを言われて、キレられてしまったんです。
仕事が忙しくていっぱいいっぱいになってしまっていたこともあり、キレられた後、隠れて、シクシク泣きました(笑)。仕事はなんとか最後までやり遂げたのですが、精神的にかなりヤラれました(笑)。
栗原さん 私は入省して1ヶ月足らずで、泣いたことがあります(笑)。まだ仕事や職場についてなにも知らない状態のときに、一般の方からお怒りのお電話がかかってきたのですが、その電話をたまたま私がとってしまったんです。ご用件を伺って担当の職員に回そうとしたのですが、運の悪いことに、担当の職員が誰もいませんでした。
しかも、相手は電話をかけてきている時点で、すでにかなりの「ゲキオコ」状態だったので、こちらが話す間を与えることなく、怒鳴り続けられていました。担当者がいないとも言えず、折り返しますとも言えず、電話を切ることもできず…、どうしたら良いのか分からなかったので、もはやプチパニックでしたね(笑)。ひたすらお叱りのお言葉を受け続けました。当時は一般の方からの電話を受けるのが初めての経験で、しかも相手の勢いや態度が衝撃的すぎて、ウルウルしてしまいました。
森口さん いっぱいいっぱいになったことはありますが、私はまだ泣いたことはありません。
現場に出て、とにかく経験を積みたい
――これからやりたい仕事はありますか。
布野さん 2つあります。1つは、出張所で、実際に現場に出て仕事をしたいということです。毎日のように現場に出て、受注者や地元の方々と関わりながら、主体となって工事を進め、工事が進む様子を最前線で見たいと思っています。現場を経験していないがゆえに、業者などに言われっぱなしになるのはイヤなので(笑)、とにかく経験を積みたいというのもあります。
2つ目が、リクルートなどの、企画系の仕事に携わりたいという思いがあります。自分はまだ3年目ではありますが、国の仕事はやはり規模が大きく非常にやりがいがある仕事だと感じています。自分が中国地方整備局に入るきっかけも職員さんの話を聞いて魅力を感じたというのもありますので、自分もこれまで経験してきて感じた魅力を少しでも多くの学生さんに伝え、入るきっかけをつくる仕事がしたいなと思っています。
栗原さん 新しく道路をつくる仕事とつくった道路を管理する仕事は一応経験したので、次は計画系の仕事に携わりたいと思っています。どこにどういう道路をつくるかを検討したり、そのために必要なデータを集めたりとか、新しく道路を作ったことでどういう効果があったか調べたりといった仕事がしたいと思っています。
森口さん 今は新しく道路をつくるお仕事を担当させていただいているので、次はメンテナンス系、管理系のお仕事をやってみたいと思っています。あとは、出張所とか事務所よりも、現場や地元の方との距離が近いお仕事にも興味があります。
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