「飲み会が多い」で反撃
――鬼頭所長に言いたいことはありますか?
鬼頭さん いまさらないよな?(笑)。飲み会が多いとかか?
西川さん ああ、確かに多いですね(笑)。
鬼頭さん 「飲み会が多い」とオコられているんですよ。
西川さん はい、すみません。
――そんなに飲んでいるんですか?
鬼頭さん そんなには飲んでないですよ。
西川さん いやいや、「週5」で飲んでます。
鬼頭さん それはないやろ(笑)。
入社5年目ともなると、会社からそれなりの目で見られる
――「若手をコントロールしろ」と指示しているとのことですが、西川さんに期待していることはなんですか?
鬼頭さん 現場をとりまとめる立場として、現場のすべてを把握してほしいです。菜々彩にとって、ここが3現場目で、次が4現場目になります。会社からは、それだけ現場を踏んだ社員として見られるので、次の現場はそれなりの立場で入ってもらわざるを得ません。
そのためには、この現場でトンネル技術者として、ほぼ完成された状態になってほしいと「強く」思っているところです。菜々彩には、彼女の上司である「監理技術者の仕事ぶりをよく見ろ」と言っています。
菜々彩に対しては、男女の違いなく接するように心がけています。けっこう強めに言ったり、名前を呼び捨てにするのも、そのために「あえて」やっていることです。
西川さん ご期待に応えられるように全力を尽くします。とりあえず「50%」を目標にやっていこうと思います。
鬼頭さん そこは「100%」って言えよ(笑)。
西川さん はい、すいません。
将来のことはまだ考えてないけど、現場を離れたくない
――西松建設の魅力はなんですか?
西川さん 「現場力」というキャッチフレーズがありますが、ホントに現場を任せてもらえるのが、魅力だと感じています。若いうちから任せてもらえるので、それがやりがいになっています。将来のことはあまり考えていませんが、「現場を離れたくない」とは思っています。
鬼頭さん 西松建設には、女性技術者のロールモデルになる存在がいないんですよね。現場をずっとやって、結婚出産して、また現場に戻ったという女性社員はまだいないんです。結婚出産したら、本社勤務になるケースが多いんです。そこは課題ですね。
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