建設ディレクターのおかげで、とりあえず仕事はラクになった
――建設ディレクターの方もいらっしゃるようですが。
西口さん 書類づくりなどを手伝ってもらえるので、もちろんちょっとはラクになっています。ただ、どういう仕事を頼んだらラクになるかはしっかり考える必要があります。と言うのも、現場でしかわからない仕事もあるからです。
――たとえばどういう仕事ですか?
西口さん たとえば写真整理です。順番通り並べる必要があるのですが、現場を知らないとバラバラに並んでたりします。そういう仕事は振れないし、振ったとしても最後に直さないといけません。
――黒木さん、建設ディレクターについてどう考えていますか?
黒木さん ボクも西口さんと同じです。どちらかと言えば、現場の書類づくりより法的な書類づくりをお願いしています。役所とやりとりする書類は自分でつくっています。道路使用願いや産廃契約といった書類はお願いしています。
それだけでもスゴく助かっています。その分現場に集中できるので。現場以外のことで外とやりとりしながら書類をつくるのは、本当にメンドくさいですから(笑)。
西口さん ほかの現場のことも踏まえて書類をつくってくれるのがありがたいです。わたしは自分の現場のことしか知りませんから。
若い社員の給料が上がるように頑張っていきたい
――今後やりたい仕事とかありますか?
西口さん 私が今一番考えていることは、こういう工事がしたいと言うより、若い社員の給料、とくに作業員の給料を上げたいと考えています。そのために現場で利益を出したいです。ほかのことにお金を使うなら、若い社員の給料に回してほしいと思っています(笑)。
日向で一番高い給料を払っていれば、誰か辞めてもすぐに新しい人が入ってくるだろうとも思います。そういうところで頑張っていきたいです。
これまで失敗がない分、逆に大きな失敗をする不安がある
――黒木さん、いかがですか?
黒木さん ボクは早く自分に自信が持てるようになりたいです。今はそれに尽きます。上を見れば見るほど、自分の経験値の少なさを痛感するからです。そのためには、過去にやったことがないような重要な現場を経験したいです。
今まで大きな失敗もなく、順調にきているので、いつか大きな失敗をするときがくるんじゃないかな、と逆に不安なんです(笑)。だから、自分に自信を持てるような仕事をしたいんです。
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