「どこまでやるべきと考えるか」によって仕事量は決まる
例えば、職人さんが窓がつけたとしましょう。
その後ろから、自分でさげふりを降ろし、スケールでチェックすることもできます。抜粋したいくつかをチェックすることもできますよね。特にチェックをせず、誰かに指摘を受けたときだけ対応する、そんな現場もあるのではないでしょうか。
人によって、その考え方によってこれだけ違うわけです。つまり施工管理の仕事量は、「どこまでやるべきと考えるか」によって決まると言えるのです。そもそも施工管理の仕事範囲は、施工管理自身が作っています。
だって「派遣」という制度がある以上、施工管理の仕事ですら、外注が可能なわけですから。職人さんが帰るまでいなきゃいけない、というのも価値観です。住宅の現場監督を見ればわかるでしょう。法的にどうのというよりも、現実的にそうしているのです。
今回は、別にその良し悪しを言いたいわけじゃありません。施工管理の仕事って、思っているよりもずっと自由でしょ?と言いたいのです。
他では考えられないくらい自由な仕事
若くて「苦しい」と思う人は、きっとまだやらされ仕事になっているからでしょう。自分で決められないなら、窮屈なはずです。中堅になって「苦しい」と思う人は、ちょっと頭が硬い人かもしれません。そうじゃないとだめだと思い込んでいるから。
良くも悪くも、そのラインを自分で決めることができる職業だという意味では、他では考えられないくらい自由な仕事と言えると思います。サボる選択も、成長する選択も。残業するもしないも。
それぞれ人によって考え方が違い、管理の方法は様々です。もちろん会社の規定や、外してはいけない一線もあるでしょう。ですが、それも「やらない」と決めることもできるはず。
自分が何を良しとするのか。どこが最低限のラインなのか。時代と共に変わってきた技術や考え方を、柔軟に見つめることが、もしかしたら業務改善の糸口なのかもしれません。
※この記事は、『 【インスタで学べる】1日たった3分で学べる建設コラム 』の記事を再編集したものです。
いや現場の規模や施主が厳しいとこだったりで一概に自由にできるかどうか限らないけどな。
今まで楽な現場しか携わってこなかったんでしょうね。