老害との付き合い方
ここまで批判覚悟で色々と話してきたが、とはいえ、こんなことを嘆いていても若手の気持ちを理解してくれる人たちはまだまだ少ない。
実際に現場で老害に当たってしまった場合、どう付き合っていくのが正解なのだろうか。
一番効果的なのは「無視」なのだが、実際に現場で無視というのは現実的ではない。そうなると、よく言われる、若い世代が大人になるしかない(若手が空気を読んで老害に合わせるしかない)わけだ。
本質的な改善にはなっていないが、老害が考え方や行動を変えない限り、若い世代が大人になるしかない。
当たり前だが、建設現場は一人では仕事ができない。だからこそ、全員が気持ち良く仕事をしてもらうためには、お互いに協調性を持って付き合うか、もしくは片方が我慢して合わせる付き合い方をしなければ、現場は円滑に進まない。
先輩に敬意はあるが…
前述した通り、老害と上手く付き合っていくために、我慢をしている若手は多い。それがストレスになり、離職につながっていると私は考えている。
これから未来を担う若い世代に、少しは敬意を払うべきではないだろうか。常に若い世代の顔色をうかがって接しろと言っているわけではなく、老害の人たちも「一人の大人」として、しっかりと丁寧な対応で話す・接するといったことくらいはできるはずだ。
この課題を解決しない限り、建設業はさらに離職が進み、人材不足になるだろう。
今の若い世代は、考えているや思っていることが分かりづらかったりするが、上の世代の人に敬意がないわけではないと思う。話してみると、尊敬している先輩や慕っている上司がいたりする。ただ、尊敬はしつつも、権威を全面に出されるとしんどくなってしまうのである。
建設業界では、自分たちの考えを話そうものなら「そんなバカなことできるか!」と現場で一蹴されたという話はよく聞く。しかし、それが実際にこれからの建設業には必要な考え方だったりする。
若い世代の発言や発想は、可能性と斬新なアイディアに溢れている。なんでもかんでも経験や知識でねじ伏せてしまうのは違うのではないだろうか。これから最新のツールを使いこなしていくのも、間違いなく今の世代の若者が中心になる。
老害にならないためにも、まずは若者の声に耳を傾けるべきである。
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筆者がどのポジションかはわかりませんが、元請け監督ですととにかく雑談と適度なヨイショ・もちろん仕事は真剣に行えばまともな人が味方についてくれます。
そうやって味方を増やしてると老害と言い合いになった時に強く出れますしね。
年寄は若手の意見聞くべきってのは完全に同意しますが、若手はそれに甘えてるとしんどいのは自分です。
そうですね。この手のキャリアポルノ記事を間に受けてはいけません。「若いやつはすぐ辞める」「根性がない」を間に受けた人間が果実を得ます。
老害もあるが若害も多い。
どっちもどっち、お互いにある程度の敬意を払って話をすれば良いだけの事。
なんだろう、老害がなにを指すかは人によるけど、個人的には老害好きだけどね笑。
人間なんてどんな集団でも屁理屈もいりゃークズもいりゃー老害も1人はいるもんでマネージメントやってたらどれも変わらんよ。
若い時も中堅の今も大変なのに変わりは無いが経験積むと対策パターン化するからラクというと語弊はあるけど酒の肴にはなる。
正直若手の面倒みる方が1人1人能力に合わせて教えないといけないから遥かに難しいしメンタルやれる時が多い。
くだらない 若い奴の機嫌取らないといけない時代 なくなって困るのは、若い奴じゃろ 普通でいいんじゃないかな
他にいくらでもワークライフバランスの優れた仕事がある中、あえて厳しい建設業にきた若手を大事にするのは当然。
老害世代は嫌ならやめろ。
自分の周りだけの話だけど、優秀な人って老害化しないと思う。
仕事も個人に合わせてきちんと教えるし、本当にやってはいけない行動以外では滅多に怒らない。
常に仕事に関係する好奇心や探究心があって、向上し続けている。
本質的な優秀さは時代が古くても新しくても周りに通じるから、尊敬される。
逆に歳だけ食って何も身についてない奴ほど偉そうにしてる。
大手建設会社にも老害者が居座っている。人事異動の少ない会社に見られる。
田舎の地場コンもそうです。
どこに出しても恥ずかしい遅くて汚い仕事して、人ひとり育てられず裸の王様やってる人。
痛々しくて見てられない。