現場監督の実際の厳しさとは?
よく、「現場監督は激務」だと言われます。
そんな現場監督の業務において、実際の厳しさはどこにあるのかという話を、今回は少しだけしてみたいと思います。
責任が重い
これはよく言われることですが、確かにそうだと感じます。現場という組織のトップである以上、何かミスを犯してしまった時のすそ野はかなり広いと感じます。
また、自分の仕事を自分でミスするだけなら謝れば済むこともありますが、やるのが仕事ではなく、指示を出すのが仕事ということですので、常に職人さんの人数分だけ影響範囲が広がります。
特に新入社員にとっては、入社していきなりその責任がのしかかってくるとなると、やっぱり厳しいと思います。それでも乗り越えていかなくてはいけないというのも、かわいそうな気がします。いずれにせよ厳しいと感じる場面です。
拘束時間が長い
これもよく言われます。朝礼が始まるもっと前からその準備をし、職人さんが帰ってからの点検や仕舞いを行わなければいけない、段取り屋としての宿命的な部分もありますが、拘束時間は長いと感じます。
どうしても職人の安全を考えなければならず、同時に自社の防御も行わなければいけないのです。もちろん万が一、事故が起きた際、誰もいませんでしたということにはならないわけです。
そもそもの仕事形態が「責任を取ること」になるわけですから、そういう意味合いにおいてもどうしても拘束時間が長くなってしまうわけです。職人さんの準備をし、職人さんが帰ってから仕事があるわけで、定時にびたっと帰れる人はなかなかいないかなと思います。
仕事量が多い
これは会社のやり方にも大きく依存しますが、前述した通り業種が多岐にわたるため、その守備範囲もおのずと多くなります。
例えば、自分の家を掃除してくれるホームヘルパーさんを雇ったとして、その人に指示を出して思い通りに動いてもらうためには、図に書いたり説明したりしますよね。一人であれば何とかなるとしても、一つの現場には数百人、数千人の職人さんが入ってくるわけです。
そうなると、その人数分の指示があるわけです。そしてその人数がスムーズに動けるだけの準備があるわけです。そんなに簡単ではないことは、容易に想像つきますね。
そういう意味で負担の大きい、仕事量が多い仕事だということになります。それに加えて、施主や設計、上司は先輩も相手にしなきゃいけなかったり、社内的な書類や決まり事なんかもあり、とにかくやることが非常に多いというのが、厳しい点だと思います。
結局精神論じゃ若手は増えないと思います
日本はセコカンにプロフェッショナルじゃなくてゼネラリストを求め過ぎなんだよな。
もっと分業制にしろよ。
何でもかんでもやらせるならその分の給与寄越せよ。
なんでセコカンが営業、仕様決め、図面、手配、監督、工程管理、書類、全部やらないとけいない?アホなの?
実質的に職長兼務してるセコカンもいますからね
現場管理って他の職業で言ったら課長クラスの中間管理職をやってるようなもんなのに、時給換算したらアルバイトに毛が生えた程度しか給料が出ない中小企業のなんと多いことよ。そりゃ若手は来ないわ。
その給料に膨大な仕事量…
自分は土木の方ですが、
自分も重機乗りながら写真撮ったりして管理して、内業は夜。
最近は工期が長くなり、pcソフトや測量機器が進化して、だいぶ楽になったけど、それでも給料は変わらんのでアホらしくなる。
パソコンが出始めて、ネットが普及してからは、施工計画書や施工図などを、手書きでなくパソコンで作れるようになったので、仕事が早くできるようにはなったものの、いかんせん、その分安全や渉外など仕事が多く与えられ、体に余裕すら無くなってしまっているような気がしてなりません。
巷では残業縮小が騒がれてはいますが、施工管理の仕事量は減るわけではないので、やはり企業側で分業化を考えて頂かないと、今の若い人が魅力を感じて入社してこないのでは無いでしょうか。昔この職務に就いていたので理解できます。
私は、土木系の会社ですが 工事全般を任されている立場にいます。各現場の進捗、工法、安全、予算、全て見ています。
他の方のコメントは、全くその通り!
このままだと建設業界は、益々 斜陽化は進みますね!
では何故こんな現状になってあるのか?
それは、業界、会社の上層部の能力、やる気が、低いから (学歴、真面目さとは違います、)
会社を運営する能力.世の中を観察する能力、己れの考えを実行する能力、
本当は、ものづくりは楽しいものなのですよ!
ちなみにわが社は、残業はほとんど無し 皆さん楽しくやってますよ、
くだらない会社を辞めて、我が社に来たらいい良いのに‼️
私は原則全部ひとりで決めたい。着工まではすごく忙しいけど、そのあとはほぼ残業なしでいけるし、自分のミスで誤るのは苦痛ではないし。
何が一番大変かというと、90%住民と通行者対応。
もっと具体的に言うと悪質クレームや誹謗中傷。正直8割くらいが悪質。
これだけだが、これがほんとに時間と精神をすり減らす。
公共工事にはカスハラが許される謎理論
通行止めにしてあるのに無視して現場内を通るキティ住民とかいますね
通りがてらに怒鳴ってきたり、コンクリート舗装に傘突っ込んだり
この記事結局最後は根性で頑張れって締めてて笑ったわw
もうそういう時代じゃないってのに、建設業はほんまにいつまでたっても時代遅れですわなw