仕事の向き不向き
どんな仕事でも最低1~2年はやらないと、その仕事の良いところも悪いところも見えてこないだろう。ましてや、自分に向いているか向いていないかなどは、そう簡単には分からないと思う。ほとんどの人がそうじゃないだろうか?
私もそうだ。中学・高校で「あなたは理科系ですね」と言われ、じゃあ先々選ぶとしたら、建築・土木・機械・電気かな?と考え、何かモノを造る仕事のほうがいいなぁと思い、建築を選んだに過ぎない。
なにがなんでも建築!と思ったわけでもないが、それでもなんとなく建築を選んだのは、数字だけで全てが決まる世界ではなく、理屈じゃ割り切れないモノを扱う世界、という認識がおぼろげにあったからかも知れない。
私は最初から施工畑にいたわけでなく、最初の出発は設計事務所だった。最初に関わったのが小さな木造の住宅だったのが幸いした。
例え、どんなに小さくとも、特定の誰かのための家の設計は、大部分が理屈では割り切れない要素で成り立っている。人と接しながら設計を創り上げていく作業は実に楽しかった。最初の4~5年は、寝食を忘れて設計の仕事に打ち込んだ。
だが、徐々にこう考えるようになった。
“設計の仕事で図面を描いているが、施工する会社によって図面を読み取る能力は違う。そのための現場管理だが、例え木造と言えども、設計図に基づく施工図がないと、施工者は設計の意図を汲み取った施工ができない。さらに、施工者側の気持ちを把握したうえでの図面でなければ単なる設計者の独りよがりになってしまい、施工者を上手く動かすことさえできない”と。
そう考えた私は、施工の世界に足を踏み入れ、今に至るというわけだ。たまたまだったが、順番としては極めて正解だったと思っているし、面白い!と感じてやってきたのは事実だ。
だが、今でも建築の仕事が天職などとは思っていない。どちらかと言えば、向いているとは感じているが、もっと向いている職業がありそうだなと常々思っている。
仕事の向き不向きを判断する前に、まずは精一杯やってみることが大切ではないだろうか。
もう限界だ!と思えるところまでやってみると、別のモノが見えてくる。そして、この経験は必ず後々活きてくるだろう。
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全くの未経験者を「ぶっきらぼうなタイプで、悪意はないのだが口が悪い。でも、それはどんな仕事でもよくあること」みたいな職長に任せる方がどうかしてる。
精一杯やるには環境が大事。
作業するそばから怒鳴られたりしていたらまともな人間も居着かない。
「ぶっきらぼうで、悪意はないが口が悪い」
そんなタイプは今どきどこにでもいる訳じゃない。他業種はもちろん、建築業界ですら淘汰されてきている。仕事の向き不向きは短期間ではわからないだろうが、こんなとこで修行積むくらいなら別業種の方が良い、さっさと逃げよう。と思われるのはすぐ。
記事が漠然としすぎて良くわからないですね。
パワハラ問題?
それとも我慢が足りない問題?
コメント欄で本質を引き出すのには成功していますね!
問題提起記事なら◎
結局はその人が納得できるかの問題だと思います。
その方の判断で
報酬が少なかったり
ストレスだったり
経験的見返りだったり
何かしら足りなかったんだと思います。
コメントがあまりにも対比的で分かりやすいですねw
1、2、3番さんグッドですね。
普通は初心者には指導係などをつけるものではないでしょうか。
それを右も左も分からない最初のうちから口が悪くて教えもしない人につけたら、仕事の面白さを知るより先に嫌になりますよ。
多分やってるそばから罵倒されたり、そもそもやることを指示されなかったりしたのではないかと想像します。
建設業はやりがいのある仕事ではありますが、パワハラに耐えてまでやる価値はないと思うので、辞めて正解だと思います。
製造業などはマニュアルも整備されていますから、自分にあった新天地を
みつけていることを願います。
親や国が数千万円の資本を投入して育てた人材をいくらでも使い潰すのが建設業
ここの記事とコメントを見るたびに思うのですが、記事書いてる方はコメント見てないと思っています。
特に人に関する事は、昔の考え方で何が悪いか理解する能力を失ったように感じます。
施工管理の前に今の人の育て方を学んではいかがですか?
経験者でも転職先が上司や同僚から毎日、罵声や怒鳴られる環境なら1週間で退職しても不思議では無い
>Hさんは33歳(当時)。個人調査書を見ると、これから携わる電気計装関係の仕事はまだ半年ほどの経験しかない。
10日じゃなくて半年で退職では?
私は建設業界の退職者です。工事の品質、安全、利益確保、顧客満足の責任は全て現場責任者に掛かっています。現場責任者のストレスはかなり大きく工事の進捗を妨げる要因には、ぶっきらぼうな対応にもなります。企業がオールマイティーな現場責任者を要求している間は建設業離れは続くでしょうね。
1年どころか、1ヶ月、1週間も我慢しない感じですよ・・今時。特に夏休みなど長期休暇後は飛びます。
はじめまして、セコカン歴45年のスキル総決算中で隠居目前の中思うのは今でもこの仕事が自分に向いていたのかどうかわからない。気がついたら、この仕事でしか生きていけなくなっていた。
どんな業種も人手不足は忙しく、忙しければ辛くなり、辛ければつまらなく思い辞めたくもなる。か、忙しければ景気良く収入が増え、収入が増えれば仕事は面白く自分に向いた仕事と思う。
しかし、ここまで人生を謳歌させてもらった仕事にはたとえ嘘でも感謝して、お腹いっぱいになった仕事は手放して本当に楽しいと思える事を人生に打ち込めるかどうか?若者は若者で隠居できるまでもがくも楽しむも好きにやればいい。
今の老人世代は日本の高度成長に乗って忙しくてもそれだけ稼げて報われた世代ですが、
現役世代は昔より求められるレベルは上がっているのに給料は上がらないので、仕事に感謝の気持ちなど沸かないと思います。
向き不向きはあると思います。特に建設業は屋外作業の場合が多く、天候や暑さ寒さの影響は受けやすいです。
学生時代にスポーツなどをしたことがなく、体力や屋外環境への順応性が低い人は厳しいかもしれません。多分10日程度でも働けばわかると思います。無理だなと本人自身が思うのであれば、早い段階で方向転換する方が、本人にとっても雇う側にとってもいいのかなと思います。
私は学生時代にアルバイトでガードマン、墨出し屋、鉄筋工、生協の工場、喫茶店などでアルバイトをしました。当然お金が一番ですが、土木工学科に在籍していたので、就職先を決めるときの参考にも役立ちました。(自分の年代は、一度入社すると簡単に転職できない時代でもあったので)