Aさん 「Nさん(私のこと)が真面目に建築の仕事してきて、この現場でも真面目にやってるのはよく分かるけど、そんな真面目にやってなんか良いことあるの?Nさんが1人だけ一生懸命図面描いたって、全然役に立ってないじゃないか!
それは上に立つ人間が、”たかが派遣の人間の言うこと”って馬鹿にして取り上げようとしないせいもあるし、外部の人間のほうが自分たちより良い図面描いて、より必要な情報が描かれていても、誰もそんな話しないじゃないか。
そんなの見ててあほらしくならない?真面目に我慢しながら仕事するばかりが能じゃないでしょ!」
と、まるで悪魔のささやきのようなことを言われた。Aさんは続ける。
Aさん 「そもそもどうして建築の仕事を選んだの?」
私 「私だって何のためにやってるのか分からなくなり、あほらしい!と思ったことは何回もある。が、一度選んだ仕事だし、100%ではないが、そこそこ私に向いていると思う。
確かに、建築の仕事を選んだことに確固たる確信めいた気持ちはなく、何となくモノを造る仕事に就きたい!と思い、建築学科に進み、今に至る。ただ今思うと、なんとなく建築学科と思ったその”なんとなく”の直感が、大切だったような気がする。」
そう答えたが、Aさんに響いたのか、何を考えていたのかは分からない。
それぞれ納得できる生き方
悪い状況や悪いコンディションの時の力が、本当の実力だと思っている。
全てが上手くいってるような調子の良い状況の中での力は、得体の知れない力に背中を押され、真の実力以上の力が出る。それを繰り返してるうちに、真の実力が底上げされていくのも事実だが。
それはスポーツや勝負の世界では顕著だが、建築の世界も地味ではあるが同じだと思っている。ただ、建築の世界は、実力なるものがなかなか目に見える形で現れないのが厄介なところだ。
建築の世界では、実力と一口に言っても、自分の専門の分野で最低限の知識を身に付けるまでには、どんなに頑張っても数年は掛かる。設計の仕事だろうが、現場の仕事だろうが、構造・設備または積算の仕事だろうが、それはあまり変わらない。
一方で、Aさんのように実力なんか関係なく、そこそこの会社に入って給料・ボーナスをちゃんともらい、安定した生活ができることが何より大切で、技術や知識は平均的なモノさえ身に付ければそれで十分だ!と、平然と組織に弾かれない程度に立ち回り、ぶら下がっている人も世の中には大勢いるだろう。
かろうじてぶら下がってるだけの生き方は私にはできないが、どちらが正しいということではなく、人それぞれ納得できる生き方ができればいい。
今でこそそんな余裕を持った言い方ができるようになったが、「ただ組織にぶら下がっている」なんて聞いたら、昔の私だったら「お前はなんのために生きてるんだ!」くらいのことは言っていたに違いない。
色々な見方ができるようになったのは、Aさんと出会い、私も少し成長したからかもしれない。
「施工管理求人ナビ」では建築施工管理の求人を広く扱っています。転職活動もサポートしていますので、気になる方はぜひ一度ご相談ください。
⇒転職アドバイザーに相談してみる
正解は人それぞれあると思うのですが、前に派遣のセコカンが「今日雨なんで気持ち折れちゃって〜」という理由で休んだ時は、
仕事ってこのくらいの感覚で臨んでもいい程度のものなのかもな。とある種の刺激を受けた記憶があります。
このくらいの感覚、ある種の刺激
を知らずによく生きてこれましたね
そんなんでよく生きてこれたね、みたいなことを、頑張ってると自分を思ってる人は平気で他人を笑う
このくらいの感覚、ある種の刺激
を知らずによく生きてこれましたね
↓
そんなんでよく生きてこれたね、みたいなことを、頑張ってると自分を思ってる人は平気で他人を笑う
え、何をおっしゃっているんだろう?自問自答?
実際ある程度の年齢になるとこれ以上頑張っても先が見えてしまうからね
だったら首を切られない程度の仕事をしてプライベートを充実させたほうがQOLは上がる
しかも派遣なら猶更じゃないかな
派遣で鮮魚加工技術者として数社で働いて10年近くになる 前職は調理師料理人で
海外修行 勤務経験がある 包丁歴は40年を超える 今の派遣先は関東の中堅スーパーで親会社は電鉄会社なので安定企業と言える そこの指揮命令者は30歳ほどの中間社員なのだが 高卒入社で社歴は12年ほどだが 鮮魚加工の技術に疎い レベルは古参のパートさんよりもかなり劣る 彼も記事のAさんと同じ事を言っていた
コメントが削除されましたが、ガイドラインは読んでいます。
削除するのは良いのですが削除した理由を残してほしいです。
このコメントはガイドラインの何番に違反したので
削除されました等が表示された方が良いと思います。
その他、管理者が不適切と判断したコメントの項目が気になりますが…。
世の中そんなものですよ
死に物狂いで生きなければならないわけじゃないんだし
私の中途入社先に本社勤務をしている年配の某先輩がいた。しかし、その先輩は長年現場を知らず唯一の仕事が本社での積算で測量一つできない無知な類だった。それだけに周りからは不用な人材と扱われていた。しかし、そんな人でもなぜか1級建築資格を2つ共所持していて、実際には会社にとっては置いておく価値があったのかもしれない人だった。試験合格の為に努力はしたのだろうが、50過ぎても1度も現場を持ったことがない。そうゆう努力や勉強はしてこなかったそうだ。自分も多忙の中で現場と資格の勉強両立に努力してきた多くの中の1人として複雑な気持ちだった。
派遣という事で、言われた事しかやりません!と豪語して定時上がり。
飲み会は必ず参加して、カニ、ウニ、ネギトロ巻きは注文しまくりで、気に入らない事あると文句。
現実として、ネット等で施工管理の仕事の募集をバカみたいにしてますが、それだけ人が来ず嫌われて無視されているということですね。
経験者として申し上げますが、絶対に関わらない方がいいとしか思えないですね。
施工管理云々以前に建設・建築業界は構造が破綻してます。
要はどんなに頑張ってもほぼほぼ無駄だとしか思えなかったからです。
反論する方がいるならして下さい。
やれるものならしてみろって感じです(笑)
これ程愚劣で醜い業界は珍しいですね。
施工管理の求人募集を「事務」「管理事務」にして、掲載されてる写真はキレイなオフィス&小綺麗にした若い男女が談笑してるという・・・。とりあえず実態を表さない求人広告で釣れるだけ釣って、押し込めばいいやという派遣会社が多いですね。