この話は、私が出先機関の現場技術員として働いていた時の話です。ある日、現場立会に行く途中に電話がかかってきました。
当時、私は5現場(築堤護岸工事・樋門樋管工事・河川維持修繕工事など)を掛け持ちしていて、そのうちの1現場で事件は起きました。
「地下埋設物の管を切断してしまった」
その電話は、現場代理人からの電話でした。
「地下埋設物の管を切断してしまった。」
すぐに現場立会を他の技術員に代わってもらい、その現場に直行することに。
その現場は、築堤護岸工事で完成堤までできており、付属物設置工として階段と坂路を設ける工事をしていました。
現場に到着すると、配管(黒い線)が切れている状態でしたが、どこからきているのか分からない管でした。工事箇所の横には公園があり、公園に関係する線を切断してしまったのではないかと憶測が飛び交っていました。
市町村の建設課も分からない
公園に関する配管かもしれないので、市町村の建設課にも来てもらい確認してもらいました。すると、その担当者は「分からない。うちではない。」と言って帰ってしまいました。
多分電気だろうと施工者が言うので、電力会社にも電話し来てもらいましたが、公園内は管理外と言われ、町の電気屋さんにお願いすることに。
町の電気屋さんに確認してもらうと、その切断箇所の配管を過去に市町村の依頼を受けて施工したと言うのです。
町の電気屋さん曰く、追加工事だったため、床掘りの設計は600mmだったが、設置したのが200mmのところで施工して、埋設表示シートを管の真上に置いただけとのことでした。それも約30年前の工事だと。
最新の占用台帳を市町村に取り寄せたところ、平面図には管の記載はなく、断面図はあるものの設計図通りに施工されておらず、結論として、市町村は現地を確認しないまま占用許可申請をして、許可する側も現地を見ずに(もしくは埋設物は確認できなかったため目で見えるところだけ確認して)、図面と申請内容が合っていたので許可してしまったのではないかと思われます。
そのまま5~10年毎に更新され続け、今回の切断事故につながってしまったというわけです。
別に大したことでない。
ちょちょっと電気屋さんに来てもらって、こっそり直して黙って埋める。
あとは知らぬ存ぜぬ!
よくあること!
そうですよね…大した金額が掛かるもんでもないし。
業者『なんか図面に載ってない配線切っちゃったみたいなんスけど、どうしますか?』
施工主『分からないですね…ヤバそうなんですか?』
業者『分かんないですけど、電線みたいなんで、繋ぎな直すことは出来ますけど…?うちでかかえてる子についでにやってもらいましょうか?』
施工主『ヨロシク』
で終わるハナシ。
一人親方で地質調査しているものです。実家家業が造園で庭師の経験もあります。
某大都市の公園内の地質調査する時、公園内中心部遊歩道上でボーリングする時、明らかにみた感じでヤバい場所でした。ゼネコン所長や監督相手に、ここは危なすぎるから手堀で試掘しないと危ない。と言い続けたのですが、図面上では何も無いの一言。どれだけ言っても聴いてくれず、何かに当たったら、ゼネコンの責任ですからね?と何度も繰り返し確認し、親会社にもゼネコン責任だと確認させて掘りました。GLー30cmに光ファイバーケーブル有って、切断。んで工事中止ww🤣
ゼネコンは市に大目玉食らっていました。その後別現場で監督と再会した時、貴方の言うこと聴いておけば良かったと。
ヤバい所はヤバい空気感有りますからねえ。
私も施工管理をしておりますが、過去に共用中の、交差点な、中にガードレールを、設置する際、支柱わ、打ち込む前に、道路管理者に、埋設物の、立ち会いをお願いしたら、何が埋設してあるか分からないからと、立会いわ、拒否されました。
そのためガードレールの支柱を数本手掘りして建柱したことがあります。
結局は責任逃れが、一番に、なってしまいます。
事なかれ主義w
こう言った事をホウレンソウせずに今まで来ているから
現在の建設業界があるんだろうなとw
お金にしっかり買えた方が良い!
黙ってコッソリ上手くやってしまうのは結果業界の腐敗を生むだけじゃ?
下請けがゼネコンを選ぶ時代なんですから発注者に頭越しでチクるのが正解w
30年ほど前かな
下水道工事を地方で行った時に岩掘削を一部したのですが、重機による破砕を行った時に(振動)で100メートル先で(上水用石綿パイプ)破損した事が有りますね。
石綿パイプにもビックリでしたが、振動で破損したのもビックリ
役所も石綿パイプがまだ残っていた事に驚いていたのを思い出しました。
公共事業はとにかく責任取らない。
逃げるだけだから