一般財団法人・全国建設研修センターが実施する「1級土木施工管理技術検定試験」の受験予定の施工管理技士は必見です。この記事では試験に役立つ対策アプリを10本紹介します。施工管理技士の仕事は忙しいことが多く、試験対策と仕事の両立は時間的にも厳しいですが、そんなときはアプリを使って効率的に試験対策してはいかがでしょうか。
ちなみに、アプリによって「一級」「1級」という2つの表記がありますが、どちらも同じ1級土木施工管理技士の資格取得用アプリです。全国建設研修センターの公式サイトで「1級土木施工管理技術検定試験」と記載されている通り、1級という表記が正確です。
※特記しているアプリを除いて、すべてAndroidとiOSに対応しています。
1級土木施工ケイタイもん
1級土木施工管理技士の学科試験対策には、過去に出題された問題を解くが効果的です。そこで打ってつけなのが、最近の出題傾向を踏まえて問題を出してくれる「1級土木施工ケイタイもん」。無料版で試すことができる問題は土木一般10問まで。すべての問題にチャレンジしたいときは有料版を購入しましょう。1章土木一般10問(無料版)、1章土木一般60問(200円)、2章専門土木123問(400円)、3章法規45問(200円)、4章共通工学・施工管理122問(400円)です。必要な分野ごとに有料版を購入でき、無駄なく勉強できることがメリットでしょう。
学アプリ-一級土木施工管理技士試験問題-
「学アプリ-一級土木施工管理技士試験問題-」の特徴は、1級土木施工管理技士の実試験において4肢択一方式になっている解答方法が、○×の2者択一に変更されている点です。曖昧さを極力少なくして、正確な知識を覚えるという目的のためにこの方式を採用。解説も充実しているので、短時間に情報を整理しながら勉強したい人におすすめです。
1級土木施工管理試験 りすさんシリーズ
1級土木施工管理技士試験の本番同様に4択で出題。学科試験Aから240問、学科試験Bから180問、計420問が出題される試験対策アプリです。ただし体験版では学科試験Aから15問、学科試験Bから17問。間違えた問題が自動で記録され再出題されるなど、問題が1回ごとにランダムに出されるので、繰り返して学習したい方におすすめです。施工管理用語集も搭載しており、自分でわからない用語を調べる際に役立つでしょう。300円で購入できます。
手軽に復習・1級土木施工管理技士・過去問【選択A】/ 手軽に復習・1級土木施工管理技士・過去問【必須B】
「手軽に復習・1級土木施工管理技士・過去問【選択A】」は、平成25年度~27年度に実施された学科試験から、一般土木・専門土木・法規といった分野ごとに問題が出題されます。学科試験の問題を分野ごとに学習したい方に向いているでしょう。同じ開発元から「手軽に復習・1級土木施工管理技士・過去問【必須B】」も提供されているので、合わせて利用すればより効率よく学習可能。どちらも無料の1級土木施工管理技士試験の過去問アプリなので、気軽に勉強を開始しやすいでしょう。
一級土木施工管理技士過去問試験徹底対策
実際に出題された問題を過去の開催回から自分で選んで解答できる無料アプリ「一級土木施工管理技士過去問試験徹底対策」。すべての問題から苦手なタイプの問題だけをチョイスして集中的に勉強することも可能なので、苦手な分野の克服をしたい方におすすめです。間違いやすい箇所をカラー付箋で目立たせて覚えやすくする機能や、解答率・正解率などの成績を表示する機能もあるため、自分の勉強の進捗状況がわかりやすいでしょう。
1級土木施工管理技士 過去問
「1級土木施工管理技士 過去問」は、シンプルなインターフェイスで直感的に使えるのが特徴。他のアプリと同様、過去の試験において出題された問題に解答することで学習を進めます。最新のアップデートは2016年6月。こちらの開発元からは他に、1級建築施工管理技士や1級電気工事施工管理技士などの試験対策アプリも提供されています。
平成26年度 一級土木施工管理試験 過去問題
名称にあるとおり、その年度の問題に特化した試験対策アプリ「平成26年度 一級土木施工管理試験 過去問題」。こちらの開発元は、それぞれの年度ごとに1級土木施工管理試験の過去問題集アプリをリリースしているので、 1級土木施工管理技士の試験対策として網羅的に学習したいときに向いています。勉強の仕上げに過去に出題された問題を解いて力試ししてみるのも良いでしょう。この開発元は「現場チェックアプリ(足場編)」というアプリも提供しています。※iOSでの提供は見つかりませんでした。
土木施工管理技術検定 1級
「土木施工管理技術検定 1級」では、土木施工管理技術検定試験の問題A(選択問題)、問題B(必須問題) について、平成23年~平成28年の全問を解答することが可能です。図の問題についても収録しているのが特徴。文字サイズやボタンサイズの設定も可能なので、自分の見やすい画面設定で勉強できます。最新データの更新は随時行われており、インストールには700円かかります。
1級土木施工管理技術問題Aに出るとこ / 1級土木施工管理技術問題Bに出るとこ
1級土木施工管理技士【実地記述問題・学科】/ 1級土木施工管理技士【学科試験対策】
最後にスマホにインストールしなくても利用できるウェブアプリを紹介します。まず、無料で利用できるプチ問題集を試して、気に入ったら有料の本格問題集を購入するのが良いでしょう。携帯電話やパソコンからも使えるので、出先ではスマホ、自宅ではPCと、シチュエーションに応じて利用でき、隙間時間を活用できるので、忙しい施工管理技士にはおすすめです。
ご存知のとおり、1級土木施工管理技術検定試験は年に1回しか実施されません。少ないチャンスを逃さないためにも、アプリなどで隙間時間を活用してしっかりと試験対策してください。一人でも多くの方が、1級土木施工管理技士に合格することを祈っています。