自分が悩んだこと、行き詰まった経験をマニュアル化して継承したい
――こちらの現場の働き方はどうですか?
鬼頭さん 約1年間の現場業務を通して、「若手社員はもっと効率的に仕事を進められるのではないか」と感じました。若手が抱える悩みや、仕事のやり方で行き詰まる経験は、先輩方も通った道だと思うので、自分が悩んだこと、その解決方法をマニュアル化して継承していくことで、より効率的に仕事を進められ、残業時間の削減につながると思っています。
また、当現場は本事務所が新築のオフィスビルにあるので、職場環境としてはとても快適だと感じています。都内の現場なので、会社の寮から通勤しています。
一般的にはまだ「工事現場=劣悪な環境(水回りが汚いなど)」というイメージを持たれているかもしれません。とくに女性はそこに抵抗感を感じているのではないかと思っています。ただ、最近では、会社も現場事務所の内装などにかなりチカラを入れています。私自身、一般的なオフィス勤務と同等の感覚で働けています。これは大きな変化だと感じています。
一般的な社会人として働けているという印象
中村くん 当現場は土日閉所現場ということで、プライベートの時間は確保できていると感じています。GW、夏季、年末年始のタイミングでは、長期休暇もしっかり取ることができています。
働き方に関して言えば、個人的には「週末が休日の一般的な社会人として働けている」、「メリハリをつけて働けている」という印象です。
実務経験を積むことで、機電担当として大きく成長することを期待
――仕事のやりがい、魅力についてどうお感じになっていますか?
鬼頭さん 本現場は昨年春に着工したばかりであり、仮設電気や給排水設備も、私が現場に機電担当として配属されてから、すべてイチから計画されたモノです。私は配属されて以降、これら計画づくりに携わってきました。苦労することもありましたが、自分が計画した設備のもと、工事が進んでいくのを実感できることに、とてもやりがいを感じています。
私はもともと、シールド工事にとても興味があったので、本現場への配属を希望していました。これからシールドマシンの設備計画を担当する予定なので、現場管理業務だけでなく、設備計画においても実務を経験することを通じて、機電担当として大きく成長できることを期待しています。
将来的には防災に資する技術開発を担いたい
中村くん やはり、好きなことを通して多くの人々の役に立つことができる点、社会貢献できる点にやりがいを感じます。高校時代に、扱うもののスケールに惹かれて土木の道を選び、大学・大学院で土木工学の奥深さを学びました。
現在、土木の実務に取り組むことを通じて、ますます土木に魅了されています。将来的には、自然災害に対する防災に資するような技術開発を担いたいと考えています。
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