建築の品質を決める要素
過去の経験から学んだことがもう1つ。
工事には当然予算があり、それに従い現場の実行予算が組まれているわけで、その予算内で作業を請け負ってくれる業者を探すわけだが、同じ作業でも業者により価格が違うのは、作業員の人件費の差が大きい。
職人の質によって価格に差が出るということは、契約前の選択が建築の品質にも影響してくるということだ。つまり、価格を下げた結果、品質は目をつぶらなきゃいけないことも多くなる。
現場の業者を決定するのに価格だけで判断し、最安値の業者ばかりで組み合わせられた工事現場は、悲惨な結果になる。
そんな現場では、どんな優秀な施工管理者がいても、職人達は言った通りに動かず、指示を守らず、仕事そのものもいい加減になる。そもそも、まともな仕事の教育さえ受けていない職人も多い。
そんな環境では当然、安全への配慮も疎かになり、事故も起きやすい。建築の品質は、施工管理者の技量だけでなく、価格によって左右されることも大いにある。建築の良し悪しを施工管理ばかりに負わせるのは間違っている。
失敗してもごまかすな
悲惨だった過去の現場の経験から、お金をケチったり、現場での作業をごまかすとロクなことにはならず、その影響が色々なことに影響し、大きくなり、ドンドン悪い方向に進むことを痛感した。
だからこそ、ちゃんとやらないとああなっちゃうぞ!という思いが、私の潜在意識の中に深く擦り込まれているのかもしれない。
ごまかすと本当にロクなことにならない!これは本当に本当に本当だ!
何かしらの失敗をしたら素直に非を認め、謝り、二度と同じ過ちを繰り返さないよう、その失敗を教訓にすることが現場の成功、自分の成長につながる。
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バブル弾ける前は腕のいい職人さんいたけど、バブル弾けてからはかなり少なくなったような気がします
真面目な職人が苦労してる気がします!
自分は安全書類担当ですが年配のひとり親方・個人事業主の方が
CCUSやAPIで書類を提出してくれて非常に助かっています!
しっかりやってくれている人にお金が流れてくれれば良いと思います。
大手と中小の違いってそこなんだよね
抱えている協力会社の職人の質が違う
もちろん監督や設計が一流大卒で資格をたくさん持っているとか違いはあるけど一番の違いは末端まで少し意識やレベルが高い
特に違いが出るのが整理整頓清掃で大手だとその辺がしっかりしている
そういう業者は仕事の質もいいし手直しも少ない
ゼネコンは職人を手放さないから中小会社のお抱え部隊はなんちゃってレベル
動線の上で座って作業する、ヘルメット被らない、仕事が遅くて汚い、10年経っても手元から進化しないetc