またまた先日の養生の話で、「練炭って何ですか?」って話になったので書いてみようと思います。
現場で使う練炭はこちらです。

この筒の中で練炭を燃やします。
そもそも練炭とはなんぞや?ってことで簡単に書くと、

無煙炭・コークス・亜炭を粉末にして接合材足して成形したモノですね。
特徴は真ん中に穴が空いており、長時間一定の温度を保ちつつ燃え続けてくれることです。
一般的には練炭でお餅を焼いたり、暖を取ったりするのが普通ですが、寒い地域や冬期は練炭で養生を行います。
下部にある通気口の開け方次第で燃える時間を調節できます。
- 通気口全開:6~7時間程度
- 通気口半開:12~14時間程度
仮に冬期の吹付を16時で終わって、全体にブルーシートをかぶせます。そして、その下に練炭をセットします。
できるだけ寒い時間帯は燃え続けて周囲の温度をある程度保ちたいわけです。

この現場は長野県のまぁまぁ冷えるところでマイナス10度近くまで下がりますが、練炭を焚くことでマイナスになりません。朝の8時を超えれば徐々に気温も上がりますので最低でも12時間くらいは保持してほしいですよね。
初期硬化が6時間程度と考えれば吹付後の6時間がしっかり気温があれば表面は硬化します。その日、吹き付けた場所を重点的に練炭を設置すれば冬期の養生としてはかなり優秀です。
ただし、火事の恐れもあるのでしっかりシートを固定して練炭に触れないようにする工夫も必要です。シートを固定しつつ練炭の周りも養生するとなお安全ですね。
コレからの時期はしっかり養生していきましょう!
※この記事は、『新エンタの法面管理塾』の記事を再編集したものです。





