リボルバー式連続サンプリングシステム

リボルバー式連続サンプリングシステムとは、RC構造物内の塩化物イオン量の測定に際し、削孔粉を継続的に補集する方法のこと。原理的には、ドリルで削孔した後、吸引した粉をケースに採取し、リボルバーを回すだけで空の集じんケースが入れ替わるもの。削孔深さ2cm毎に採取できる。リボルバー式連続サンプリングシステムは、西松建設と伊藤幸広佐賀大学教授との共同研究によって開発された。サンプリングシステムと組み合わせ、補集から画像解析に至るまで、RC構造物中の塩化物イオン量を簡易に測定できる手法を提案していく意向がある。

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